10/15 「大谷資料館」が、スゴかった(3)餃子と美術館

その他

ランチは「高橋餃子店」

宇都宮市内には餃子提供店が約84店舗、餃子を味わえるお店ならば300店舗以上あるそうな。
娘に、大谷資料館の近くで探してもらったのがここだった。
宇都宮市の外れの、まわりが自然に囲まれた広~い駐車場。でも週末は1時間は待つそうだ。
オープンは11時半。11時20分ごろ到着し記帳して店外で待つ。先客4組。

開店時間になり一組ずつ店内案内され、着席してから一組ずつのんびりオーダーを取る。「追加注文はできません」だった。
20席ほどしか無いから、コリャ待たされるはずだ。


「しそ」「イベリコ」など、
中身の違いが分かるように、皿ごとに手書きの札が付いていた。

「餃子なんか、大して味の違いなんか、無いだろ~」って思っていたのだが、
やっぱり「どこかうまかった。」
どのように違うのか?っていわれるとうまく答えられないのだが「何となくうまかった。」
ただし焼き方が秀逸。底面がカリッ、中身はふっくら。このテクニックは素晴らしい。

店内にあった雑誌で「宇都宮餃子」の解説を読んだ。
「宇都宮餃子には、味や作り方に定義はなく、店舗ごとに違う…」と書いてある。
むしろ何の特徴もない。ただ小ぶりで安くてシンプルなんだそうな。
【下図】を拡大して読めるようにしておきました。

▶ 食べログ「高橋餃子店」

高橋餃子店 (宇都宮市その他/餃子)
★★★☆☆3.35 ■予算(昼):¥1,000~¥1,999

「宇都宮美術館」へ行った…のだが

県庁所在地の宇都宮市には「栃木県立美術館」と「宇都宮美術館」がある。
「栃木県立美術館」は、日本万国博覧会美術館(1970年)や、京都市勧業みやこめっせの設計で知られる「川崎 清」 。敷地内には現代的な彫刻がいっぱいあるという。

それに比べて「宇都宮美術館は、市立なんだから、大したこた~無いだろうな」って思って、下調べもしなかった。ただ「大谷資料館」の近くだから行ってみただけだった。

「宇都宮美術館」は、「うつのみや文化の森」と共に、市制100周年を記念して1997年に開館した。このあたりは宇都宮市の中心部から北へ約5km、もともと畑地や雑木林などが広がる里山の自然が残された丘陵地だった。美術館の建設にあたっては、自然をできるだけ残して活用する方針が採られた。

何ということでしょう、ステキな美術館だった

建築は、周囲の地形に合わせて配置され、樹木より高さを低く抑えた低層型(地上1階・地下1階など)。外観は、キューブを組み合わせた素朴な感じ。

「コレクション展1 特集展示=佐藤時啓」を見た。
佐藤時啓さんは藝大で写真を教えていた人で、岩見沢校には非常勤講師で教えに来てくれていた。
写真というジャンルを超えるダイナミックでスケールの大きな作品を作ってる。
いろんな作家のコレクション作品と混ぜた展示だったが、とても見応えがあった。


<コレクション展のご紹介>
令和8年度 第1回コレクション展では、写真家・佐藤時啓さんを特集展示しています。当館で撮影した作品、作家蔵の作品と、当館コレクションの呼応をお楽しみいただけます。 展示の一部は、佐藤さんがご一緒に展示方法を考えて下さりました…

《 リヤカーメラ 》…?

《 リヤカーメラ 》は、佐藤時啓さんが学生たちと考案した移動式の撮影装置。
人が乗れる大きなカメラを三輪自転車に載せ、走りながら周囲の風景を箱の中に映し出す作品です。カメラの仕組みそのものを体験できる、動くカメラ・オブスクラ(暗箱)。


孫と娘婿が乗った。
「外が映ってたけど、クラクラした」そうだ。

何と「マグリッド」があった

コレクション展を見ていて驚いた。
「ん…?、なんでコレがあるの??」
  マグリットの代表作《大家族》
だ!」

「これ、ここの持ち物のようですよ。教科書に載ってたやつですよね~。」
ふだんは美術に全く無関心な娘婿がうれしそうに教えてくれた。

けっこうデカイ。
「コレ、版画じゃないよな~?」眼を寄せてしげしげと見た。
すごく丁寧に描かれた油彩画だった。
「こんなのを持っているなんて、どうなってんだ!」

これは、開館記念の目玉作品として1996年10月の開館に向けた準備期間中に、約600万ドル(当時約6億円)という価格で取得したそうだ。
これが6億円なら、とってもお買い得だよな。

あとで調べてみたら、マグリッドの作品は日本国内に案外あるようだ。
横浜美術館にも油彩画2点ある。


<上図、左「王様の美術館」、右「青春の泉」>

でも、宇都宮美術館の「大家族」には完敗だよな。

設計は「岡田新一」だった

建物の内部は、水平に長く移動する回廊を思わせ、何となくロマネスク教会を連想させる穏やかさを感じた。この落ち着きと気品は、ヘタな建築家じゃ出来ないぞと思ったが、なんと「岡田新一」だった。
岡田は「最高裁判所庁舎」や「 警視庁本部庁舎」などの、国家や公共機関の権威・秩序を建築で表現した仕事で知られる。石材を用いた重厚な表現が権威主義的との批判もあるが、宇都宮美術館では、石材による幾何学的秩序が、穏やかな永続性を感じさせていると思った。

期せずして建築も作品も、とても良いものを見た。
「 市立なんだから、大したこと無いだろ~なんて思っていて、ご…ごめんなサイ」
お見それしました、宇都宮美術館さま…

常設展示が工夫されてるし企画展示も気が利いてる。近ければ、毎月行きたいと思った。
でも、宇都宮駅からスゴク行きにくいから、二度と行けそうもない。

「横浜美術館」も、そんな気持ちにさせて欲しいものだがムリそうだ。
「宇都宮美術館」に、教えを乞うべきだよ!

向島百花園へ…

娘宅に2泊し、帰りがけに、「向島百花園」へ「萩のトンネル」を観に行った。
時期が少し遅かったから花は散り気味だった。

百花園へ行った目的は、実は「カキ氷」だった。
前回行った際に食べたカキ氷が、あまりに旨かったから…

「かき氷は、昨日で終わりました… もう暑くならなそうなんで… 」
「⁉ … き…昨日?、なんだよ~ 終わっちったんかア~」

600円ぐらいだからスゴク安い、スゴク美味かった。
ウウン残念、一年中やっていて欲しかった。
(「百花園動画」そのうちに作りたいと思います)

おわり

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