0616 山陰(1)プラチナチケット?で出雲へ

山陰旅行

初夏の山陰ガラスキ旅行(1)

<旅程の概要>
○ 前日   22:15横浜駅発「サンライズ出雲」
1日目 出雲大社参拝 稲佐の浜 玉造温泉泊
2日目 松江城 植田写真美術館 皆生温泉泊
3日目 足立美術館 鳥取砂丘  鳥取市泊
4日目 浦富海岸 岩井窯  鳥取砂丘 姫路をへて新幹線にて帰宅

「山陰」といえば「島根と鳥取」

「山陰」は交通面で「山陽」よりアクセスしづらい。穏やかな山陽の瀬戸内気候に較べ、山陰は日本海側気候で冬には雪が多くて暮らし難そうだ。「山陰」という言葉すらどこか陰鬱でマイナスのイメージを持っている。

私は、かつて出張で「萩・津和野」へ行ったことがあるが島根と鳥取にはマッタク関心が無かった。どこが2県の県境かも分からない「取鳥」なのか「鳥取」なのかも曖昧だった。私の中の「山陰地方」は、日本各地の中でイメージが最も薄弱な地域だった。

旅行出発前に思ったこと

< 出雲大社は古代・中世のような高さ50メートルの巨大建築じゃないし、鳥取砂丘はどうせでかいだけの砂浜だろ … どちらも期待しないほうが良いな。昔食べた出雲ソバは不味かったって奥さんが言うし…あとは海鮮丼くらいか。ま~初めての「夜行寝台」だから「サンライズ出雲」には、少しはワクワクするところが有るけどサ… >

昨年、倉敷・直島・広島・宮島を巡った「瀬戸内旅行」は半額補助のGoToのおかげでランクアップした豪勢旅行だった。それに比べて今回旅行は GoToは無いしコロナだし、期待度は半分以下だった。

旅行を終えて想うこと

さてさて、夜行列車を入れると4泊5日?(入れなきゃ3泊4日)の旅行を終えた。
どこに行ってもガラガラで「観光客がほとんどイなかった」。
行列必至のソバ屋さんも開店休業状態。おかげでどこへ行っても待たされることもなかった。
私にとってはとってもスムーズな旅行がだったけど…、こんな状況で山陰の皆さん良く生きてるなと思ったよ。出雲大社のタクシー運ちゃんが「お客さん十分の一だよ」って嘆いてた。ガイドブック掲載の飲食店もけっこう閉店・休業中。これが当分続いたらそのうちに日本経済はガタガタになっちまうだろう。

コロナだから旅行しない」っていう感覚が私には分からない。
コロナ禍が始まり1年半が経つ。今やどこに旅行しても観光客は激減でガラガラ状態だ。
予約しづらい列車も旅館も取り放題。ChineseやKoreanが一切居ないから快適そのものだ。
列車はもちろん、街にも飲食店にもほとんど「人がイない」んだから横浜なんかに居るよりか、ズッと安全・安心だ。どうして皆さんがこの絶好の機会に旅行しないのか不思議だな。
私は、対人的に仕方ないときはマスクするけど、周囲に人が居なきゃ(意味無い)マスクなんかするものか! 林修氏ならぬ「いつ、旅行に行くの?…今でしょ!」だっ

もしも私がコロナにかかったとしても、従来のインフルエンザで肺炎になって死んじゃったのと違わないだと思うんだ。だからそれはそれで仕方ない。むしろ私はポックリ逝っちゃいたいって思うから … サ。

今回、山陰へ旅行してあらためて思った。「こんなにガラガラ状態で、快適に旅行できる日々なんて、かつて無かったことでしょっ! こんなに快適そのものの旅行機会を、なぜ皆さんは活用しないのだろうか? …ッて。

ところで、計画当初には「あまり見所もないから行く所も少ないしな…」と思っていたものが、次第に旅先が増えて時間に追われるとっても「ハードな旅行」になってしまった。「こんなにキツイ旅行はこれで最後、今後はゆっくり旅行しますから安心してネ…」と、帰り道で奥さんが言った。
ホントにものすごく疲れた旅行だった…な。

旅行前には内容を「ゼンゼン期待してなかった」
しかしながら帰宅して、しみじみ思い返してみると
「う~ム、山陰へ旅行して…けっこう良かった … ナ 」と思えるのだった。
これが結論だ。

スケジュール

夜行で行くのも面白そうだ

「山陰行きなら、やっぱり飛行機だよな。」
当初そう思っていたところ「サンライズ出雲もあるのか?」ってことに気づき「夜行で行くのも良いかもね?」となった。

「サンライズ出雲」は東京駅と出雲市駅を12時間で結ぶ夜行列車。いまや日本で最後の寝台特急列車だから人気抜群で予約を取るのがムズカシイことは知っていた。
私の第一候補はシングルベッドが2つ並んだ2人用の「サンライズツイン」。このチケットは一列車に4室だけだからプラチナチケットって呼ばれている。予約開始は一ヶ月前で、JTBにお願いしておいた。
<「サンライズツイン」が取れました。第一・第ニ候補を2人で手分けしてガンバリましたっ!>JTBのおねーさんから嬉しそうな声で電話があった。

サンライズは14両編成で1~7号車までがサンライズ瀬戸(高松行き)で、8~14号車がサンライズ出雲。私達が予約したのは幅75センチのシングルベッドが2つ並んだ「B寝台サンライズツイン」(上図の左下・赤丸の位置)。寝台車のタイプは「B寝台シングル」が基本(上図の右上)。「A寝台シングルDX」がもっともゴージャスな個室で、半分ざこ寝のノビノビシートなどもある。

室内は、ホテルのツインルームのようで結構広さがあるから開放感がある。空気ばねが使われているようで、フワフワした振動で車輪音がすごく静か。夜行列車の窓からの景色はステキだった。暗闇の中を次々と通り過ぎていく灯りはロマンチックで見飽きないから寝るのがもったいないと思えた。

朝は4時くらいから明るくなる。「新幹線スピードチェック」アプリに列車の速度や走行位置が表示されるのを見ながら楽しんだ。
車内をうろついて分かったのだが席の半数も乗車していない。お客さんはガラガラだ。さすがのプラチナチケットも、コロナの今だから楽勝で予約できたわけだ。

12時間かけて「出雲市駅」に着いた。すこしも長く感じなかった。
もっと乗っていたいほど楽しかった。

つづく

 

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