0810 富士山に登った(1) 到着まで

伊豆・山中湖・富士山

725日に富士山に登った。
いや…⁉ 「富士山に登った」なんて盛り過ぎだから誤解されるな。
老いぼれアラセブ(around seventy)の私が「富士山頂」になんか登れるわきゃ無い
もちろん「五合目」さ。
しかも私が自分の足で登ったわけじゃない、登ったのはバスなんだ。
だから正しくは「富士山五合目へバスで行った」だな。

横浜駅西口から五合目まで行く「直通高速バス」がある。
そのバスに乗り「富士山五合目」まで行き「河口湖で宿泊」した。そのついでに「御殿場アウトレット」へも行った…そういうことなんだ。

まずは動画を見てくらさい

今回は、撮った写真を適当につなげて動画にしてみました。
YouTubeにUPしたので、よければ記事より先に見てくらさい。

「富士山旅行」は難しい?

旅行に行くのは「天気が良い日」がいいに決まってる。
景観を楽しむ「富士山旅行」ならなおさらだ。天気が悪かったら何しに行ったのかわからない。

「天気を予想してイロイロ予約しなくちゃいけないのか。いや~富士山旅行は大変だな~。」
そう言うと奥さんが応えた。

「あのね、普通の人はタイヘンじゃ無いの。自家用車で行くんだから日帰りもできる。<今日は天気が良いから…行くか>って気軽に出かけられる。うちは、あんたが運転イヤってことで車が無いからバスで行く。バスもホテルも事前予約が必要だから準備がこんなに大変なんだよ…」
「うっ…うゥ…スミマセンです…」

当初は7月15日頃を考えた。しかし今年の7月は異様な雨続き。毎日、10日間天気予報をにらめこ。だが天気が回復しないからなかなか出かけられなかった。「やっと25日に晴れそう!」ってことで、3日前にバスと宿を予約した。

いつものことだが「準備が大変」

旅行には準備がいる。
もちろん、持参用具や衣類の選択・荷詰め作業も準備だけど、もっと大変な準備がある。それは「旅程(プラン)自体を組み立てる」ことだ。
富裕層向けのバカ高い「髙島屋ツアー」もあれば、ほどほど価格で連れてってくれる「クラブつーリズム」なんてのもある。
「退職後の旅行」って言えば、自分じゃ組み立てられないからこういった「旅行プラン」を高額で買うわけだ。

しか~し、我が家には「家庭内JTB奥さん」がいる。
それら【旅弱向け】プランなんかを参考に、奥さンは既存プランから選ぶんじゃなくて、「オリジナルプラン」を作っちゃう。「もっと楽しく・もっとお安いプラン」を組み立ててくれるんだ。
でもねっ … その下準備には私も動員される。
それが私にはつらいんだよ

・行きのバスや帰りのJRの時刻を調べてちょうだい。
・五合目や河口湖のマップをプリントしてネ。
・どこのホテルに泊まりたいか比較して考えてちょうだい。
・どこでランチするか考えてちょうだい。
・五合目散策と河口湖観光のYouTubeをぜんぶ見といてね。

こういう作業が私は大の苦手。
旅行前の10日~一週間、奥さんから毎朝次々と課題が示される。
だから毎度のことだが、旅行まえには頭が痛くストレスの日々が続くんだぜ~。

奥さんに向かって「あんた、JTBに勤められるね…」って言ったら
「あたり前だよ、もっと上手く組み立てられるよっ!」
だった…

私にもロッピーが使えた

「ローソンでバス券買ってきてよ」
「え…ローソンで、バス券ん…なんか買えるの?」
今回使用する高速バスは<富士急行:富士山五合目直通バス>
奥さんがバス券をネットで予約したから、コンビニで支払うと座席番号入りの乗車券がもらえるという。いまや何でもかんでもコンビニで可能だ。私は税金の一部もセブンで払ってる。送付された納付票と現金を持って行くだけで支払える。

ところが、このバス券は「ローソンのロッピー払い」だった。私はロッピーなんか使ったことが無い。だから事前に、ロッピーでの購入手順をネットでしっかり予習してから出かけた。
…で、…予想外にスムーズだった。分かりやすくできていた。これならば予習も必要無かった。情弱のじいさんでも使えると思ったな。

さあ、出発だ

当日の7月25日は「快晴!」
予報がピッタリ大当り、やったぜ!カトちゃんだ。

横浜駅西口を8時発。御殿場まで1時間半、河口湖まで2時間半、そして富士山五合目まで3時間20分。けっこうな長時間乗車だ。
市街地は渋滞でノロノロ。「東名綾瀬」まで予定より30分も遅れて一時間もかかった。オイオイ大丈夫かって心配したが高速に乗ってからはスムーズ。渋滞は折込みずみのようで、結局10分遅れで五合目に着いた。

高速バスは、すいてたし案外楽だった。何よりも窓から見える富士山が、近づくにつれて次第にデカくなるのが嬉しくて楽しかった。

バスはいったん河口湖駅まで行き、それから引き返して有料道路「富士スバルライン」をさらに40分。やっと標高約2300メートルの五合目についた。
途中、自転車で登ってる人たちがいてビックリ。オイオイなんて奴らなんだ!

つづく

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