0724 退職金ころがし

経済

定年になり退職金を得ても、
 <金融機関にとって格好のターゲット>
 <持ち慣れない金を得たものだから「大失敗!」>
 <多くの人が、いつのまにか減らしてしまう>
これが退職金の実態なのかも知れない!

いまどき、普通預金にお金を入れたままでは、ほとんど利息はつかない。
都市銀行の金利は、300万円以上の定期預金で年0.01%。
普通預金なんて年0.001%だから限りなくゼロに近い。
だから、皆さん何とかしようと足掻(アガ)いた結果
証券会社や銀行の口車に乗せられて、大失敗!
…トホホってことになるようだ。

さて、いろんな銀行に、
 <退職金専用の定期預金>という、特別待遇のプランがある。
これには大幅に高い金利が設定されている。

例えば、SMC信託銀行「退職金特別プラン 定期預金コース」では
年0.8%の金利だ。これに1,000万円を、3カ月間あずけると、
税引後の利息が2万円弱になる。

退職金に限らずどんな資金でも預け入れることが可能で、
  2,000万円なら4万円、
  3,000万円なら6万円
3カ月間放っておくだけで、これだけ稼いでくれる。
これは美味しい。

じつは銀行側の狙いは、上記の「定期預金コース」ではなくて、
もうひとつの「投資運用コース」に客を引きずり込むことにある。
これは「投資信託の購入とセットになったプラン」で、
なんと<定期預金の金利が年5~7%>にもなる。
預入1,000万円の場合、3カ月で得られる利息は、
税引後利息が14万円近くになる。

  けた違いに高利息だ。

しかし、ここに落とし穴があって、
預け入れ額の50%以上「投資信託」も買わなければならない。

投資信託ってのは多くの手数料がかかる。
 ・購入手数料:購入金額の1~3%
 ・信託報酬 :保有してる間、純資産総額に年0.5~2%
 ・売却手数料:基準価額に対し0.5%

こんなに手数料を払う(とられる)のだから、
相当な運用益がないことには、もうけが出るはずがない。
それどころか、経済状況によっては元金が目減りすることも多い。
だから、美味しく見えても「投資運用コース」はとっても危険

私は、5年ほど前から投資セミナーに行ったりして
そのあたりのことは、学習していた。

だから、銀行へ「特別待遇のプラン申込み」に行った際に、
フィナンシャ・プランナーのおねーちゃんが、
トラップに引きずり込もうと、「その美味しい話」を持ちだすのだが、私はそれには乗らないで、
「 定期預金コース」をお願いしますって言って終わった。

ところで「退職金特別プラン 定期預金コース」は、
預けてから3カ月で終わってしまう。
放っておくと通常の定期預金の金利、0.01%が適用される。
だから、3カ月たったら預金を引出して、
別の金融機関の「退職金特別プラン」に預け替えるわけだ。
そうすれば、最大年4回、高利息の特別待遇のプランを活用できる。

私は4月に2ケ所の金融機関をつかったから、
7月にはそれを解約して「入れ替えて預け替える」わけだ。
 < Aを解約してBへ預ける>
 < いったんB・AにしてからBを解約する>
 < Bを、新規のC銀行の特別プランに預ける>

これが、特別待遇プランの「退職金ころがし」だ。

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