1012 贖罪としての九州旅行

旅行

我が家の「家庭内JTB」は優秀だから何でもこなしてしまう。

まだ私が勤務してた頃のこと。
出張の際のホテル選びには、家内がいつもネットで探し、2択で候補を示してくれた。
 <これとこれならどっちが良いですか?>
「あ、コッチかな?」
そんな感じで、安くて便利なホテルに泊まることができた。

私がサバチカルを得てロンドン自費旅行のとき。
「チョッと不便だけどコッチの宿のほうが安いから…」
 <あんた、多少高くても、交通の都合よいとこにしなきゃダメっ…!>
帰国後 
<どうだった?>
「はい、とっても便利で楽でした」
 <ほらネ>
 
そんな彼女でも、新婚のころはおしとやかだった。
私の言うことを、文句ひとつ言わずに聞き入れてくれたのです。

新婚旅行で私は、家内にずいぶん酷いことをしてしまった。
上野発の夜行列車「急行八甲田」に乗せて北海道へ向かったのです。
それも寝台ではなく普通車両に。
青森から青函連絡船に乗換え、夜明け頃に函館についた。
事前に駐めておいた自家用車で、登別泊~積丹泊~って感じで数日かけて延々と連れて行った
いま思えば、あんなにケチくさくて酷い新婚旅行はありえなかった

あの時、<箱根ホテルに泊まりたい>との家内の意見を無視して夜行の普通客車に乗せてしまったことを、いまの私はホントに悔いているのです。

今回の九州旅行は、退職旅行でもあり、かつ酷かった新婚旅行への贖罪でもあるのです。
だから、退職後はクラシックホテルに泊まりたいとの申し出には、
私は 「どうぞどうぞ」って、全面的に賛同したのです。

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