大寒の小春日和?
今年の1月は昨年より少々寒い。
ところが、13日から気温が急上昇して16日にはなんと18度に達した。暖かな日差しの中を多くの家族連れが公園で遊んでる。つい小春日和と呼びそうになるが、小春日和は寒さに向かう10月の温かな日のことだから間違えがちだ。
季節を表すことばに二十四節気(にじゅうしせっき)がある。一年間を24分割したもので立春や夏至そして秋分や冬至などがそれだ。この二十四節気は天気予報では季節に応じて良く使われる。一年で最も寒いこの時期は「小寒(1/5)から大寒(1/20)」になる。だから、16日は「大寒なのに、まるで春のよう」と表現すべきだな。
自粛もどこへやら
< 明日からまたグット寒くなるっていうから、これから天王町商店街へ行こうよ >
奥さんが珍しく商店街へ行こうと言い出した。私は商店街大好き人間だから「はい、はい」と二つ返事。まずは松原商店街を通りそれから天王町商店街へ向かうことにした。
のんびり歩いて20分ほどで「洪福寺松原商店街」へ到着した。
ここに奥さんと来るのは二度目だった。じつは昨年来たときは「天王町商店街」へ行くつもりが隣の「松原商店街」に行き、ここが「天王町商店街」だと勘違いしてしまった。帰宅後に間違いに気づき「いつか天王町商店街へ行こうね」となっていた。
さてさて、「松原商店街」は自粛もどこへやら、ものすごい人出だった。ここは以前アドマチック天国で「ハマのアメ横って呼ばれます」ってことで、放映されたことがある。けっこう狭い範囲の中に激安商店がひしめいている。
私は嬉しくって目を輝かせてうろつこうとしたのだが< 目的は天王町だからネッ > 奥さんに釘をさされつつ、ザット一廻りしてすぐ隣の「天王町商店街」へ早々に向かった。
「シルクロード天王町」
「天王町商店街」は、相鉄線天王町駅から250mの駅前通りと交差する通り300mの周辺地域。店舗数は約140で愛称は「シルクロード天王町」。
エッ … なんでシルクロード…? ここ天王町は、かつて大きな繊維工場が立地しており、そこで働く人たちが通う沢山の飲食店で賑わったとのこと。だから、その繊維工場の関係かとも思ったのだが、そうではなくて本当に「シルクロード=絹の道」だった。
横浜は長いこと生糸輸出で栄えた港町。各地で増産された生糸がすべて横浜に集った。そこで「八王子-横浜のルートが絹の道」と呼ばれるようになった。「絹の道」と呼ばれたそのルートは、八王子の鑓水村から町田市を経て神奈川街道を通って保土谷から東海道の芝生村を経て関内に達する約40 kmの道のり。
どうやら、天王町はその「絹の道」沿いにあるってことで「シルクロード天王町」と命名したそうだ。
「天王町」と「松原」は、セット商店街だ
「天王町商店街」は、飲食店や大衆的な居酒屋が多く軒を連ね、薬局・クリニック・美理容室・家具屋・洋服屋さんなど生活に根ざした駅前通りだ。立派な橘樹神社(たちばな じんじゃ)もあり、街並みも店内も穏やかで落ち着いた商店街って感じ。魚屋や八百屋などは無くて生鮮品に関しては隣の「松原商店街」担当と、住み分けている。
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その上品な天王町に較べると「松原商店街」は、野菜や日用雑貨を、道路まではみ出して雑然としている。大声だして客寄せしてまさに<アメ横>みたいで、私はこの雰囲気がとっても好みだ。
◆ 松原商店街のお店案内
「松屋」と「松乃家」の不思議
ところで、相鉄線天王町駅を出てすぐのところに牛丼チェーンの「松屋」があった。そしてその先2軒おいて「松乃家」が…?
「松屋と松乃家があるぞ…なんだコレ…どう違うんだ?」
「松屋」は知っているけれど「松乃家」ってのは初めて見た。
「すき屋」では一年半前に牛丼を食べたことがある。それ以後こうした牛丼などのチェーン店に、私は一度も入ってなかったから何だか良く分からなかった。
「松屋」と「松乃家」の両方に「ホタテフライ始めました」の同じ旗が立っていた。奥さんが <私はホタテフライが食べたいの>と言うのでどちらにスべきか二人で両方の店の前を行った来たりして違いを見比べた。何となく似てるんだが「松乃家」には牛丼が無くて「松屋」にはとんかつが無かった。
けっきょく「松乃家」で、私は「カキフライとじ丼」、奥さんは「味噌カツ定食」を、そして単品のホタテフライも注文した。案外うまかった。後で調べたところ「松屋」と「松乃家」は同じ松屋フーズのチェーン店で、天王町駅前ではマクドナルドの店舗が空いた跡に「松乃家」が入ったということだった。こんなに近い位置に同じチェーン店で営業して大丈夫なのか? まあ、こんなことにこだわっても仕方ないことだけどな。
たのしい中華の乾物屋
松乃家で食べた後、もう一度「松原商店街」へ戻って買物をした。
松原商店街の生鮮野菜はスーパーの半値ほどで激安ものが多い。でも野菜は重いから買っても持ち帰るのがタイヘンだ。3軒ある魚屋は値段は普通ながら、品物の回転が良いから格段に新鮮で美味そうだ。そんな中でお買い得なのは「中華材料」。中華の乾物屋は一軒しか無いのだが楽しめそうなモンがいろいろある。
塩蔵クラゲ500g580円、ザーサイ500g150円、皮蛋1ケ70円、龍蝦片270g150円、烏龍茶缶入550円を買った。業務スーパーには負けるけど、いずれも中華街の半値以下だから嬉しい。クラゲとザーサイは塩抜きに時間がかかるが飽きるほど量がある。烏龍茶は安いけどズバリ本格モノで美味い。面白いのは中国のえびせんべいの「龍蝦片(ロンシャーペン)」円形状のプラスチックの板のようなものが100枚ほど入っている。これを10秒ほど油で揚げると、ふわふわパリパリのえびせんべいが出来る。
電子レンジなら1分。若干堅いところが残ることがあるが、ノンフライだから健康的。食い物がなにも無い時に、レンジ1分で適当なオヤツが出来ちゃうわけだ(写真下)。
残るは「六角橋」
松原商店街に行ってみて、賑やかな人混みを久しぶりに味わった。やっぱり人情商店街てのはイイもんだ。「横浜三大商店街」と呼ばれるのは、「洪福寺松原商店街」・「横浜橋商店街」・「六角橋商店街」の三つ。まだ私が行ってないのは「六角橋商店街」だけになった。ちょっと距離があるけど制覇するぞ。