2020確定申告
1月中旬に「厚生年金」と「老齢年金」の2種類の「源泉徴収書」が届いた。その数日後に市役所から「介護保険納付済額」、税務署から「確定申告の受付期間等のお知らせ」が送られてきた。
今年の確定申告期間は2/16~3/15だが国税庁HPで作成した申告書などは、それ以前の1/04から送信することができる。昨年、私が税務署へ行って申告書を提出したのは1/31だった。今日は1月20日、今年はもう少し早めに申告を終えたいと思った。
< 2020年分から,青色申告なら【電子申告】がおトク? > こんなキャッチフレーズが流されている。私には実家跡地の駐車場収入がある。たいした額ではないけれど節税のために青色申告をしてきた。ただし青色申告に関しては今年から大きな変更がなされた。これまでは確定申告の際に65万円の「青色申告の特別控除」があった。しかし、制度が変更され今年からは【電子申告】を行うならばこれまで同様の65万円控除、それ以外の提出方法だと控除額が10万円減らされて55万円になってしまった。
ことしは【電子申告】するぞ!
【電子申告】には、いろいろなメリットがある。
自宅のパソコンでWEBを通じて申告できるから、書類を税務署まで持参したり郵送でポストへ投函する手間を省ける。さらに、期限日が迫っても税務署の「開庁時間」や「混雑具合」を気にする必要がない。
「青色申告の特別控除」65万円をゲットするためには【電子申告】が必要だ。「何としても、ことしは電子申告するぞ」ってことで、夏のうちに【マイナンバーカード】を申請し一ケ月後に区役所で受領した。それからカードをパソコンに読み込ませるための【カードリーダー】も買っておいた。
【e-Taxソフト】をインストールした
昨年は、ネットの国税庁HP「確定申告書等作成コーナー」を使って申告書類を作成し、印刷してから税務者へ持参した。それに対して【電子申告】なら【e-Taxソフト】を使って自宅にいながら提出できるわけだ。
申告書の作成と提出に関して、国税庁HPには下図のような説明イラストがあった。【電子申告】に必要な機能は「申告データの作成」と「データ送信【電子申請】」の2種類だ。したがって、すべての機能を備えている【e-Taxソフト(インストール版)】を使おうと考えた。
ということで、国税庁HPから【e-Taxソフト】をダウンロードしパソコンにインストールした。
インストール作業は難解だった。何やかやと3時間近くかかっってしまった。その後、2時間ほどかけて申請書を作成した。
パソコンが壊れてどうにもならない
しかし… しかしだよ。
パソコンが立ち上がらなくなってしまった。フリーズどころか電源を入れてもパソコン自体が起動しなくなってしまった。
私は、「ファイナルデータ」という優れたデータ復元ソフトウエアを持っている。このソフトはデータ救出に関して極めて有能で、過去に幾度も助けられてきた。せめて途中まで入力したデータを取り出したいと「ファイナルデータ」を操作してみた。しか~し今回はダメ、SSD自体をまったく認識しなかった。
もちろん自動修復も試みたがダメ、システムの復元もダメだった。更新プログラムのアンイストールもしてみたがやっぱりダメで、復旧するのは困難だった。
しかたない、データ救出は諦めて最後の手段クリーンインストールだ。インストールデイスクを使ってSSDをフォーマットし新規にWindows10を 再インストールしようとした。
しか~し、<インストールできません>と表示された。【SSD自体】が使えないことが分かった。こんな重症事例は初めてだ。パソコンが使えない最低の状況におちいってしまった。
【e-Taxソフト】インストールには、事前準備セットアップの段階でいろいろなモジュールや追加ソフトをインストールする必要があった。おそらくそれらがパソコンのOSに影響してしまったのだろう。
そういえば、昨年のこの時期にもOSのクリーンインストールをしたのだった。
(0118 こんな時にフリーズかよ」
やはり同じように入力データが救出できずに再度入力し直した。
ああ!またもやこんな目に遭うなんて!
私のパソコンは確定申告との相性がよっぽど悪いようだ。
<つづく>