0908 市長選挙へ行くのだが…

老いを感じる

久しぶりに投票した

8/22に横浜市長選挙があった。
今回、私は投票した。しかし思えば十数年ぶりの投票だった

前回投票したのは札幌へ転居して最初の年の2008年。近くの小学校の体育館が投票所だったから見学がてら投票しに行った。それ以後、大きな声では言えないが、”一度も投票していなかった”です。

今回は真夏の選挙だから暑いから行きたくなかった。しかし「期日前投票」なら投票日以前の20時までOKだから涼しくなった夕方に…ってことで投票を済ませたのだった。

投票制度を勘違いしてた

私は不勉強だったから、投票日以外の投票には「不在者投票制度」だけがあるものと思っていた。しかもその制度によれば「選挙日の投票が困難な明確な理由」があることが条件だと理解していた。

ところが、今回送られてきた投票所入場整理券の「投票のご案内」によると、「不在者投票制度」「期日前投票制度」との2種類が記載されており、その内容は私が知っていた意味とはだいぶ違ったものだった。

「不在者投票制度」の理由と方法
・<仕事や旅行などで市外に滞在>→<滞在地の市区町村の選挙管理委員会で行う>、
・<入院中の病院や入所中の老人ホーム等で行う>、
・<身体に重度の障害がある人や要介護5の人が、自宅等で行う「郵便等による不在者投票」>

それに対して「期日前投票」は、申請事由に該当するものを選択するのだが、結局のところ「理由にこだわらず、誰でも可」だった。

調べてみたら随分前に次のような変更がなされていた。
以前の不在者投票制度においては「確実に選挙期日の投票が困難」が必要条件であった。それが2003年に投票率の上昇を目的に、利用しやすい現在の「期日前投票制度」が追加された。これにより選挙当日以前の投票者が大幅に増えることになった。
こんな大きな制度変更を長いこと見落としてきた私は社会人として失格じゃナ。

初めての「期日前投票」に驚いた!

涼しくなったから気持ち良いな~とか言いながら、いちばん近くの投票所の区役所へ向かった。
入り口すぐに2人の受付者が「入場整理券」チェックした。次に部屋に入ると右側にいる2人が再チェック、その向かいの係員から投票用紙を手渡された。<投票用紙に記入し投票>した。その正面には3人座っている。この人達は見てるだけ。ん~、合計で8人もいるじゃないか!。

期日前投票所は横浜市内に39箇所ある、だから合計人数は39✗8=312人だ!
選挙告示日8/8の翌日~21日までの13日間、朝8時半~20時まで、土日休みなしでこの体制? いったいどんだけ無駄金使ってるんだ ? って驚いた。

だからといって、郵送投票やWEB投票を安易に認めたら、あのアメリカ大統領選挙みたいなグチャグチャ不正になっちゃうし、痛し痒しだな。

「A」欄を記入した

今回は「期日前投票」に行くことに決めた。
その前日、私は自分の宛名が書いてある<□投票のご案内□>用紙に必要な事項を記入した。

<上はおもて面で投票者氏名が印字してある。下はその裏面>

用紙裏側のタイトルは「◆投票日当日に投票所に行くことができない方へ◆」で、その説明が書いてある。
「期日前投票」は【A】「不在者投票制度」は【B】
「A」欄は【請求書(兼宣誓者)】で、<私は当日、以下の理由で…投票用紙の交付を願います>と書いてある。私は、氏名・生年月日・住所を記入し、仕事・学業・その他の□枠にチェックした。

私の用紙に、なぜ書くのよ!

投票に出かける前のことだった。
「あんた私の用紙に、なぜ書くのよ!」奥さんが叫んだ。
「えっ?」一瞬なんのことだか分からなかった。

「奥さん宛」来ていた用紙裏面へ、何ということか…私が氏名・生年月日やらを記入してたのだった。
「は~っ…(*゚▽゚)ノ」 
ワレながら愚かさに唖然とした。
「これ、どうすんのよ!と奥さん怒ってる。

そこで、選挙管理委員会へ電話して相談した。
「あの~、期日前投票に行こうと思うんです。それで裏面のA欄に私が記入したんですが、それが家内宛の用紙だったんです。どうしたら良いでしょうか…?」
<あ~、大丈夫ですよ、横線で消して、書き加えてもらえば良いです。ハンコもいりません>
ということで奥さんの用紙は、消し線と書き加えた文字でグチャグチャになっちまった。

ま~、そんなこんなで投票しに行ったのだったが、また頭が上がらなくなってしまった。

おわり

 

 

 

 

 

 

 

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