注文していたソファーが届いた。
これまでリビングで使っていたのは「ROSETCALIN」。
背もたれが、ほぼフラットまで寝かせるから、ベットも兼ねるしろものだった。
これに寝転んでTVを見てると、いつの間にか寝ちゃうって生活だった。
このソファーは、グ~たら生活者向け。
じつに実用的で愛着があった。
しかし、15年も酷使したから座部がへたってきた。
今後5年・10年使い続けるには無理がある、
ということで買い換えることにした。
今度のソファーは「カリモク」の「2人掛椅子ロング ZU46モデル」
ハイバックで首が疲れないから人気ナンバーワンだそうな。
年寄り向けに渋めの色にした。
専門業者が3人がかりで配送に来た。
「ROSETCALIN」は引き取ってもらった。
ついでに、腕部の革がひび割れてきたパーソナルチェアーも処分してもらった。
もうこれで施設に入るまで家具は買わずに済みそうだ。
えっ、カリモクは刈谷の木工だったの?
パーソナルチェアーも「カリモク家具」製だったし、名前は良く知っていた。
でも「刈谷木工」だから「カリモク」ってことを、今回はじめて知った。
私の実家は愛知だから、帰省の際にセントレアからの名鉄で、
いつも刈谷の脇を通過していた。
「そうか~、こんなにリッパな家具メーカーがあったのか」
と、刈谷を見直した。
新横浜ショールームへ行った。
1月23日にソファーを選びに、
「カリモク」の新横浜ショールームへ行った。
ここは10階建て。関東地方最大級の木製家具ショールームとも言われる。
事前予約し、当日は担当者が同行して説明しながら品選びする。
買いたいソファーはあらかじめ決めてあったのだが、
サイズ違いや革質、色、脚の材質など、いろいろ選択肢がある。
担当者が同行してなきゃ、とてもじゃないけど決められない.
そういえば20年ほど前、大塚家具の新宿ショールームへ行った時もそうだった。
一時間以上、ズ~っと担当者がついて説明してくれた。
大塚家具はその後、アホ娘がそのシステムを改悪して潰しちゃったわけだけど、
やっぱり親爺さんは偉かったな。
ついでに他のものも楽しんでいたから
結局、10時半から13時までかかってしまった。
新横浜駅の外へは初めて出た。
学生の頃、新幹線で愛知へ帰省の際通過した「新横浜駅」は
あたり一帯が、ほとんど畑だった。それが今やビルが立ち並ぶ市街地だ。
こんなに変わってしまうのはすごいものだと思う。
でも、駅周辺はなんとなく落ち着きが無い。
駅構内も、どこか雑然として田舎じみている。
奥さんが言った。「新札幌みたいね。」
なるほど、そういえばそうだ。
新札幌と間違えそうなイメージだった。
配送の翌朝
次の朝起きて、リビングに入って
「 … ん?、クンクン … 臭うな。」
(匂う=良い香り、臭うは悪臭・気になるにおい)
革のにおいだろうが漂っている。
「一流家具ならクレームレベルね」と、奥さん。
そうか、この辺が一流メーカーと1.5流メーカーとの違いなのかと思った。
ま~、私しゃ二流人間だから
この程度の家具でも十分だ。