3週間前に奥歯が欠けたので歯医者へ行った。
欠けたのは銀歯だったからかぶせなおしが必要だという。
「銀歯」にしますか「セラミック」にしますか?
セラミックは7万円です。
「えっ?!・・・あの~銀歯でいいですう~」
急だったから、7万円に驚いて、安~い銀歯をって答えた。
しかし、その後調べるといろいろなことが分かってきて、
「7万円セラミック」にしようか~って悩んだ話や。
ん…ホネ?
私はギョウザを手作りする。たくさん作るから食べきれない分は冷凍しておく。その残りのギョウザを昼食に食べてた時のこと。
「あれ? 骨かな」
口の中に小さなカケラを感じた。最初はギョウザに混ざってた骨かなと思って捨てた。数口後、2つ目のカケラが出てきた。「ん…?…あれ、ひょっとして}舌で探った。
「ゲッ、奥歯が欠けてるゾっ!」
硬いもんを食べてたわけじゃないのに歯が欠けていた。
ほっとけないから歯医者に電話した
「沁みたり、痛みはありますか?」
「そういうのは無いんだけど」
「じゃ~、治療は3週間後に…」
「えっつ、そんなに先なの」
大繁盛の歯医者だから、ま~仕方ないかってことになった。
あとで思った。こういう時には「少し沁みます~」とか「少し痛みます~」とか言うべきだったなと。
7万!
私の歯はけっこう丈夫。奥歯が2本金属がかぶせてある以外虫歯は無い。今回、欠けたのは金属をかぶせた、いわゆる銀歯の脇だった。
3週間後の治療では、とりあえずの処置として欠けて尖った部分を削ってもらった。
「銀歯の内部に虫歯がありますね。かぶせなおしましょう。」
「金属だと数千円です。セラミックだと7万円です。セラミックだと長く持ちますよ。」
「ゲッ、7万!」金額の違いに驚いた。
私は「かぶせなおし」に関する予備知識が全くなかったので狼狽した。
担当してくれたのは3人いる歯医者のうち一番若い女医だった。説明からは金属にした場合とセラミックとの「違い」が良く理解できなかった。
「 … あの~銀歯でいいですう~」と応えた。
2週間後に型をとり、その2週間後にかぶせることになった。
学習した
YouTubeには「銀歯 VS セラミック問題」に関する動画がいっぱいあった。
<銀歯なら内部に虫歯ができる>
<銀歯は5年ほどでかぶせなおし>
<何度もかぶせなおしすると、歯を失う>
<結局、治療費が高くなります>
<セラミックなら歯と一体化するから15年は持つ>
<歯科医なら絶対にセラミック>
う~ん。
数日悩んでから、奥さんにつぶやいた。
「あのさ~、セラミックにすると7万円もかかるって言うんだけどさ…」
「私は、十数年前だったけどセラミックかぶせたよ」
「…!」
奥さんはすでに「銀歯 VS セラミック問題」は解決済みだった。
ということで、歯医者に電話してセラミックに変更したのだった。
一週間悩んだケチな話や
おわり