0427 ヒャッキンが怖い

買い物

「あれっ?火がつかない…ガスレンジが壊れたのか」って思った。
実はその原因が、ダイソーで買った電池だったという話や。

ちょっと流れが分かりにくいだろうから、説明しておく。
(1) 4ヶ月前のこと、ガスレンジの3年経過した電池が切れた
(2) ダイソーで買った「Panasonic製」電池に交換したら正常点火した
(3) その一ヶ月後(3ケ月前)、またヘンになった(2つ口が点かない)
(4) 「セブンイレブン電池」に交換したら、今度はホントに正常点火した

大変、レンジが点かないの…

3ケ月ほど前のことだった。<上記流れ説明の(3)>
「あのねガスレンジがヘンなの。3つあるうちの小さいのを除いて点かないのよ」
奥さんが悲しそうに言った。説明書を見ても原因が分からないという。

「なんだよ~、電池は交換したばかりだろ、めんどっち~な」って思いつつ、レンジを操作してみた。
一度だけ、「カチ」っていって、あとは反応がない。
「あれ? 火花が飛ばないな」
カチカチ放電されてても大きな2つが点かない。代わりにレンジの電池消耗の赤ランプがときおり点く。
でも、3口のうち一番小さなものは火花が出て普通に点火する。大き口の2つも、全くダメなわけじゃなく点火することも時々ある。だから数日は生き残った小さ口だけ使いながら様子をみていた。

調べてみた。

使用説明書の解説を見たところ、いろんな原因が考えられるようだ。
<ガスの元栓は開いてますか>
<電池切れを確認しましょう>
「おいコラ、こちとらそんな初歩的な問題じゃ無いんだよ」
<原因にはいろいろある、個別に調べないと分からない>とのこと。
「保障期間は1年、修理費用は2~3万円」ともあった。
「 … ム、3年経つから有償修理になっちゃうのかヨ 」
けっきょく説明書では分からなかった。

「Panasonic製」なら大丈夫

「単一電池を、コンビニで買ってきてよ」<上記流れ説明の(1)>
そう言われた数日後、ダイソーに寄る機会があった。

大分むかしだが卓上スタンド用の蛍光管をヒャッキンで買った。そしたら「暗すぎ」て使い物にならなかった。それ以後「電気関係は、百均で買っちゃダメだゾっ!」私は、これまで強くそう思っていた。

しかし、その売り場には「ダイソー製電池」と並んで「Panasonic製」の単一電池が並んでいた。「Panasonic製」なら大丈夫だ!」、私はそう思って「2本の単一電池(108円)」を買ったのだった。
電池交換したら「正常点火」するようになった。めでたしめでたしだった…。
<上記流れ説明の(2)>

交換一ヶ月後のことだった

「大変、レンジが点かないの…」事件は、その一か月後のことだった。

コナン奥さんの推理によると
奥さん:「私はね、ダイソーで買った電池が原因だと思うのよ。」
わし:「だってPanasonic製だよ、電池のせいじゃないよ。」
奥さん:「セブンで、新しい電池を買ってきてよ」
わし:「あのさ~、電池は交換したばかりだよ。電池のせいじゃないよ」
「そうかな~」と思いつつ、

セブンで買った「セブン製アルカリ電池(二本365円)」に交換した。
そうしたら正常に点火した!

「ね、電池のせいだったでしょ。」

奥さん:「最初からセブンで買えば問題なかったのよ」
わし:「 ‥ 」 
わし:「すみませんでした。」

マンガンとアルカリの違いだったのか、百均製品がグ~たらだったのか、
原因はよく分からない。でも、はっきりしてるのは「奥さんの推理」が正しかったってことだ。

奥さんから言われたままだとスムーズにいくのだが、自分で判断するとドジ踏む。なんでいつもこうなっちゃうの?
毎度のことだけどたぶん私がケチだからだろうな。

ちなみに、ネットでこんな記事があった。

“ダイソー”にて売られ始めた“Panasonic”ブランドのマンガン電池。2本パックで108円(税込)。特定ルート限定品のアルカリ電池“アルカリβ”のものによく似ている。このマンガン電池は“アルカリβ”に相当する廉価版のマンガン電池であると推測される。

おそらく、ヒャッキンで売っていたPanasonic製「マンガンβ電池」は最初は良くても、まもなく電圧が下がり、レンジ着火にはパワー不足になるのだろうと思った、

タイトルとURLをコピーしました