奄美大島旅行 目次(仮)
■奄美旅行(1)カヌー体験がタイヘンなことに
■奄美旅行(2)原生林探検ツアーは最高!
■奄美旅行(3)初めての黒糖焼酎に感激
■奄美旅行(4)田中一村に涙した
■奄美旅行(5)まとめ
奄美空港を離陸する機内で思った
「ああ、これで無事に帰れる、よかった…あ~」
「マングローブカヌー体験」で、途中から奥さんが疲れて…戻れなくなった。
発着場所まで戻るには相当な距離があるし周りに人はいない。奥さんカヌーはマングローブの川で漂っている。私が一度浅瀬の水中に降りて、奥さんカヌーと連結して引っ張ることもできそうだが、手順が分からないので絶体絶命。一時はどうなることかと思われた。
休みやすみしながら、ナントカ発着場所まで戻った。奥さんはヘロヘロで声も出なかった。…それもこれも全部私の判断ミスだった。だから帰りの機内で心の中でつぶやいた。「奥さんホントに、ご…ごめんなさい。」(まあ、毎度のことだけど…)
カヌー体験は分かりにくい
登山する場合、事前にマップでルート確認せずに山登りするアホはいない。でも「マングローブカヌー」は観光地のイベントだからなのか、ネットで調べてもアバウトな一般地図が示されるだけで「詳しいルート確認」が出来なかった(下図)。「カヌーでどこを・どこまで動くのか」が分からない。仕方ないから現地につけば説明があるだろって思った。
▲「マングローブ茶屋」HPのアクセスマップより http://mangroveamami.com/menu/index
名瀬からレンタカー運転して30分。カヌー体験の「マングローブ茶屋」に着いた。
受付を済ませてから、車を500M先のカヌー発着場所まで移動させた。発着場所にいた兄さんの指示で10時10分にカヌーに乗った。
「向こうへ行けば一人が待ってるから、その指示で…」そんな口頭による説明だけで、視覚的な理解を促す地図や図解は無かった。
今回乗った「カヌー=カヤック」はコンパクトで操作は簡単だから、初めての奥さんもすぐに操作に慣れて漕ぐことが出来た。
ただし、ここでの舟は「カヌー」と呼んでるが実は「カヤック」。カヌーは水を漕ぐブレードが片方だけ、カヤックはブレードが両端に付いているもの。ここでは両端ブレードだからホントは「カヤック」のはず。
「兄さんカヌー」が待っていた
ほとんど流れのない水面を500Mほど下ると、川の真ん中にいる「兄さんカヌー」が近づいてきた。
<左手方面に案内します。でもこれからあと2人来るから少し待ってて。ここから右手方面に、1本・2本の合流点がある。2本目から先は海に行っちゃうから行かないでね。それまで右手を下って待っててね。>
そんな説明を受けてから、私と奥さんは一本目・2本目の合流点がある右手方面へ下って行った… だが、それが…
明日につづく