0730 東京駅が変わりすぎ (1) 

東京

上野の「文化会館」見学のあとで京橋へ移動した。
京橋へ行く目的は「東京駅周辺」を理解することいつまでも「お上りさん」状態では情けない、「東京駅あたりは大体分かってる…サ」って、そろそろ言いたいからね。

東京駅の概要把握

東京駅の変貌ぶりはすごいものだ。
かつて、私にとって東京駅は帰省の際の新幹線への乗換え駅に過ぎなかった。しかし今や駅周辺には高層ビルが林立し、構内にはショップが溢れている。在来線の構内は改札内(駅ナカ)商業施設として、20年8月にグランスタ東京(下図)」がリニューアル開業した。ニュースで知って昨年一度だけ見学に行った。だが店が多すぎて何がなんだか分らなかった。駅弁だけ買った。

「新しくリニューアルしたら、ただでさえ分かりにくい東京駅構内がますますわからなくなってる!!!」とのネット書込みもある。今回はその難解な「グランスタ」は置いといて、東京駅の外側を研究?したのだった。

宿泊は、コロナ価格の3つ★ホテル

さすがに東京駅近辺ホテルはいずれも料金が高額。しかしそこはそれ今はコロナじゃけん「お安い設定」がある。
八重洲中央口より徒歩5分3つ★「三井ガーデンホテル京橋」に宿泊した。じゃらん割引チケット利かせて素泊まり一人¥5500。朝食代金¥ 2,200だから、朝食はホテル2Fにある「コメダ珈琲」で安く済ませることにした。(予約ページ)


ここは一流シティホテルとビジネスホテルの中間という設定。ラグジュアリー感は無いのだが、どこにも気になる箇所が無い。設備や備品に関して可もなく不可もない。

「アーティゾン美術館」のとなりがまだ工事中

すぐ近くに23階建て「ミュージアムタワー京橋」がある。ここには2020年1月にオープンした「アーティゾン美術館」がある。オープン時に行った際は隣の広い敷地が工事開始のようだった。あれからもう2年経つ。だから「どんなビルが出来てるのかな~」と思っていたのだが、なんとビルの姿さえ見えない。マダ工事中だったよ。
ここは「京橋彩区構想」として、1期工事で「ミュージアムタワー京橋」が出来た。2期工事で、高さ165m 地上28新TODAビルが出来ることになっていた。なんと竣工予定がまだ2年先の2024年だという。ウ~ム、なんでそんなに工事が遅いのか? 「戸田建設の本社ビル」の建て替えってことで、相当な力を入れてることの表れかも知れないな。

明治屋ビル

1933年に建てられた明治屋京橋ビルがすぐ近くだった。これは昭和初期のルネサンス様式。地下鉄の駅と一体化となって建設された民間建造物としては現存する最古の建造物。すごくなつかしい感じだ。隣にはショッピング モール京橋エドグラン30店舗の商業施設が入っており2016年開業だというが、知らんかったな。

南インド料理

出かける数日前、奥さんが言った。
「夕食には南インド料理をたべましょう」
「南インド…? どうせバターチキン+ナンカレーのことだろ~」と思った。
南インド料理店は、かつては数えるほどしかなかったのに、今では東京にはかなりの数…60店以上ができているそうだ。
行ったのはダバインディア。ここは東京の南インド料理の火付け役、日本で一番人気の南インド料理店ということだった。コロナ以前は予約必須だったというが、そこはそれ今はコロナじゃけん予約なしでもすんなり入れた。

メニューがわからん

壁が青紫色でなかなか雰囲気が良い。カウンター席やテーブル席が60席あるがすぐに満席になった。

メニューはカタカナが並ぶ文字だけで写真が無いから私にはチンプンカンプン全く分からない。奥さんは事前にネットで研究してたからいろいろ質問する。質問してもなかなか解明できない。ウエイター(日本人)とのやりとりが続いた。
奥さんは理解するまであきらめない人だ。ウエイターが怒り出すんじゃないかと思うほどネチネチと尋ね続ける。そこはそれ高級?南インド料理のウエイターだ。こちらがわかるまで面倒がらずに質問に応えてくれた…サ。

これは全く異文化食だ

何もわからん私は、素直に「ダバ ミールス ¥2300(写真:左)を注文。ドーサにこだわった奥さんはマサラドーサ(L) ¥1430(写真:右)

「ダバ ミールス」は、バナナの葉をお皿変わりにし、中央にライスがある。とろみが少ない三色のカレーと、スープ、揚げパンや炒めものなど複数のスパイス料理が、その周りを取り巻いている。
定食スタイルのごはんを「ミールス」と呼びバナナの葉の上で、ライスとスパイス料理を手で混ぜ合わせて食べるのだそうな。油が少なく全体的にあっさりとした味付け。

「マサラドーサ」は、円筒状に巻いた中にジャガイモ炒めを包み込んだ惣菜クレープ。薄めの見かけによらず食べ応えがあった。

取り分けてシェアして食べたからいろんな味が楽しめた。一番面白く感じたのがライス。南インドでは、ナンではなくお米が主食。インディカ米は細いコメで粘り気が全く無いけど、すごく軽くてけっこう旨い。普段食べてる米はもちもちして粘り気のある食感だって言われるが、日本のジャポニカ米とは如何に違うものか良く分かった。

翌朝、「ダバインディア」の外観を見たが、ここが昨夜あんなに賑わってた店だってことが信じられない程おとなしめだった。

つづく

タイトルとURLをコピーしました