0927 今年、秋の東京ツアー(2)大相撲と「向島百花園」

その他

今回の大相撲は「マス席」だ

昨年は2F「イス席」だったけど、今年はIF「特別限定2人マス席」。
「西」の端っこだけど、4人席に二人だからゆったりしてる。

とにかくウルサイ

席についてスグに感じたのは「音」だった
観客の声・声援が「とにかくウルサイ」
観客のザワつき声が、うねるように絡み合い、会場全体が雑音=騒々しさに包まれ続けている。

テレビ中継で聴く、行司の呼び出し声決まり手などの会場放送がほとんど聞き取れない。
「あれー?」
と思った。
おそらくテレビ中継には相当高性能の集音マイクを使ってるのだろう。それにより観客の雑音を除外しているようだ。

もう一つ、とりわけウルサイのが観客の「掛け声」
タカケーショーとか、ホクトフジイーとか、スグ近くにいる親父や兄ちゃんが思いっきり叫ぶもんんだから、その声の大きさにマイッちゃう。これほどデカイ声を出すことは日常生活の中では決して無いだろうナ。
昨年は、こんな騒々しさを全く感じなかった。
「ア、そうか! 去年はコロナのせいで、大声や声援禁止されてたからか…」
これが大相撲会場の通常の騒々しさなのかと思った。

マス席の見え方

マス席はけっこう狭い。4人で座ると身動きとれない。
前マスとの段差があるが、前マス人物の頭が邪魔になり見づらいことも多い。
私の席の前には移動用の通路があった。通路があるぶん視点が下がるから、前に通路無し席を選ぶべきだな。

満員御礼は、満員じゃない

途中から土俵上の「吊り屋根」の上に「満員御礼」垂れ幕が下がった。
でも2Fのイス席は1/3ほど空いたまま。どうやらこの満員は1Fだけのことを言っているようだ。昨年同様、今回も横綱の照ノ富士が休場で、横綱土俵入りを見ることが出来なくて残念だった。

相撲博物館で…?

入り口ホール脇にある「相撲博物館」に入ってみた。
「アレ? 大鵬や白鳳の紹介がナイな…」
栃錦や栃ノ海ばっかりが紹介サれてた。奥さんと二人で、アレ~とか首捻ってたら、オッチャンが近寄ってきて説明してくれた。
「今回はナ、春日部屋の紹介なんだよ。だからシコ名に皆んな栃…が付いてるだろ。最初が栃木県出身だったからなんだよ~。」
どう見ても係員には思えないからタダの説明好きなオッチャンだったようだ。

ともあれ、大相撲の席には溜席・マス席・イス席の3種類がある
(1)溜(タマリ)席は、むか~しだけど座布団に松木センセイの名前が書かれた、土俵際の席で見た。
(2)去年、イス席で見た。
(3)今年、マス席で見た。
だから、いちおう3種類を制覇したっちゅうわけだ。


外国人の観客がすごく多かった。インバウンドが回復つつあることを実感した。

ホテル

ホテル(第一ホテル両国)は、大相撲観戦セットということで宿泊階の最上階の24階プレミアム室だった。
昨年はスカイツリーが見える側だった。今回は逆側の隅田川側だったから、夜景がキレイに見えるのを期待した。しか~し、眼の前にデ~ンと「NTTビル」が邪魔してた。残念。
久しぶりのホテル朝食。私はいつもは朝食なしだけど腹いっぱい食べた。
小さな朱塗りお椀(下写真右上)によそった「ちゃんこ」は、美味かったからお代わりした。

二日目は「向島百花園」

地下鉄の大江戸線「両国」から乗り、半蔵門線「清澄白河」駅で乗り換えて「曳舟」
そこから東武伊勢崎線[スカイツリーライン] に乗り換えて「東向島」まで行った。
上の路線図に見るように、押上方面からと浅草からの2つの路線「曳舟」で合流するからこのルートは、スゴク分かりにくい。
車掌さんに「わかりにくい!」って言ったら「ここは分かりにくいんですよ~」って嘆いてた。

「向島百花園」は、国指定名勝及び史跡

開園当初は360本のウメが主体だったがその後、詩経や万葉集など中国・日本の古典に詠まれている有名な植物を集め、四季を通じて花が咲くようになった。百花園の名称は「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたとされる。
入園料は、大人150円65才以上は70円、ヤスっだった。

規模は大きくない

百花園の規模は大きくない、「堀切菖蒲園」の1/4ほど。
そしてその多くが「草」に覆われている。
ただしその「草」には番号が振られており、チラシを見れば「草名」がわかるようになっている。でも私には、どれを見てもタダの草にしか見えない。

じつは「萩」を観に行ったのだが…

ここは長さ30m「萩のトンネル」で知られる。
でも、見頃の時期にも関わらず萩の花は咲いていなかった。
竹枠のドームを覆い隠すように枝が張り、萩の花が垂れ下がってるハズだったのだが、まだ早すぎた。今年は気温が相当高かったから、成長が逆に遅れちまったのかも知れない??

萩は残念だったが、かき氷が素晴らしくウマかった。

アサガオの突然変異系統「変化アサガオ」を初めて見た。
とても朝顔とは思えない小ぶりで可愛らしい花だった。

変化アサガオの歴史
アサガオは、奈良時代頃に薬草として中国から渡来したといわれますが、日本では花を楽しむ園芸植物として栽培されるようになりました。江戸時代には、自然突然変異によって生まれた珍しい花を大切に育てた変化朝顔(へんかあさがお)と呼ばれるアサガオが流行しました。この頃に作られた変化朝顔の多くは、アサガオ愛好家などにより現代にも受け継がれています。

言問団子を食べた

それから、隅田川沿いを20分歩いて言問団子を食べに行った。
言問団子(ことといだんご)は、隅田川に架かる桜橋の向島側の橋詰にある和菓子店の店名。

< 名にし負はば いざ言問わむ 都鳥 わが思う人は ありやなしやと >
言問団子の由来は、在原業平が東下りの際に詠んだ、この句から名がついたという。

暑い中を歩いたからヘロヘロになった。エアコンが効いた席に座りほっとした。
白黒団子と一緒に「お茶どうぞ」って熱い煎茶が出された。
「暑さにバテバテなのにこんなに熱いお茶なんて…?」
そう思いつつ飲んだのだが、スゴ~クうまかった。
熱い体に熱いお茶も良いもんだ… ちょっと感激した。
20分ほど店にいたのだが、お客さん皆無だった。

桜橋

桜橋は、台東区と墨田区にある隅田公園をつなぐX字の形をした特異な橋
歩行者専用橋だからのんび渡れた。

浅草文化観光センター

ここは雷門前にある観光案内所などからなる複合施設。設計は隈研吾
建物の外観は木製ルーバに囲われて、今にも崩れそうな不思議なデザイン。
最上階の8Fにある無料の展望テラスからの眺めはなかなか良かった。
2Fにあるサイレージ前に立つと、プリクラ的なアプリが組まれていてサンバの飾りが降りてきた。
なかなか面白かった。ここもやっぱり外人客ばかりだった。

天ぷらを食べた

さすが観光地の浅草、ランチしようにもどこも人でイッパイ。
浅草界隈には天ぷら・天丼屋がすごく多くあるからと、事前に幾つか調べて行ったのだがいずれも行列。天彩(あまいろ)には行列がなかったが入ってみた。
エビ好きの奥さんは、エビが4本のった「エビ天丼1400円」。私は「天ぷら定食1200円」

「また大相撲行くんか…?」
「向島…百花園?」
「え~、浅草?又かい」
引きづられて行ったようなものだったケド、
けっこう楽しかった。

終わり

 

 

 

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