3時で銀行が閉まっちまった。そのつづき
う~ン、このままじゃ帰らんぞ
Y銀行脇にあるATM入口へ行った。ここにはATMが4台もある。
ATMに備え付けてある受話器を使って、中の行員を呼び出そうと思った…。
「ご利用になる操作をお選びください。お引き出しの場合は1を、~の場合は2を…」
「煩わしいな~」そう思いつつ聞いていたところ
ちょうどそこにゴミ集めに出て来た行員が言った。
「何かお困りですか?」
私は、先ほどの電話で3人の行員から3度同じ内容を尋ねられた経過を話した。そして、支店に来れば100まん下ろせると聞いて来たのだが、ちょうど閉まってしまったことを伝えた。
「それは申し訳ありませんでした。対応しますので、カードと身分証明をお貸しください。」
ってことで、しばらく待っていた。
戻って来た行員が言った。「今後は100まんまで下ろせるように処理しましたので…」
やっとATMを使って100まん円を引き出すことが出来た。
後で調べたところ「利用限度額引き上げは電話では出来ず、店舗まで出向くように」とあった。そういうことなら、私が電話した時、最初からそう教えてくれれば済んだ話だ、まったく。
今度は預け入れだ
次の作業は、その100まん円を、U◯J銀行の私の通帳に入金することだ。
Y銀行では他行あて手数料が880円かかる。しかしマイバスケットのイオン銀行ATMを使えば手数料は0円だ。だからマイバスケットへ移動した。
100まん円をバサっと投げ入れて … バサバサバサと札を数える音が終わり、カードが戻されると同時に、受け入れ口のフタが開いた。
「あれ? 1万円札が1枚残ってる」
入金額は99まん円と表示されている。おかしいなと思い「取り消し」を押した。
受け入れ口に100まんが戻ってきた。
おかしいな、もう一度やり直したのだが…
また、入金額99まん円で、1万円札が1枚残ってた。
なんでやねん。
備え付け受話器が通じたので訪ねた。
「あ、その金融機関へは99まんまでしか入金出来ません。」
「じゃ~どうしたら100まん振り込めるの?」
「2度に分けて…」
そりゃそうだなってことで、分割して入金した。
まったく、何をやっても引っ掛かってしまう。
世の中、便利になったようだが、ヤヤコシイ。
おわり