0912 スパ銭めぐり(1)「みうら湯」 

横浜生活

夏の遊び場

9月になってもまだまだ暑い。
軽井沢まで避暑に行くのは無理だから、街中で避暑できるところは…って考えた。
「そうだ、地下街やビルの中ならいつでも涼しいじゃないかヨ。」
ということで、「みなとみらい」 へ行った。バスで横浜駅東口、そこにあるマクドで軽くランチして、地下鉄で「みなとみらい駅」へ。エスカレーター登れば「MARK IS」の建物内。
「クイーンズスクエア」は、超大型複合施設だから、建物内で半日涼しく遊びました。

帰りは横浜美術館脇のバス停から自宅マンションすぐ近くのバス停まで乗換なし。冷房が効いてるから快適でした。

スーパー銭湯へ行ってみた

もうちょっと他に行くところ無いかな?
「そうだ、スーパー銭湯ってのがあったな。」
ということで、「ニフティ温泉(全国のおふろ好きが集まる温泉・スパの総合情報メディア)」で探した。
近場に「みうら湯 弘明寺店」ってのがある。
京急線、弘明寺駅から徒歩7分 入浴料:880円
「こりゃお安い!さっそく行ってみましょ~。」

行き方を間違えた

マップで経路を調べたところ、街中を行くのと公園を通るものと、2つの方法があった。
「公園を行く方が気持ちよさそうだ。」
しかし大間違い、公園道はキツかった。

線路際を少し歩くと急坂が現れた
「しまった!この公園は丘の上にあるのか?」
しばらく坂を登り
、公園に入る手前で左の細道に曲がる。
こんどは下り坂だった。急な階段が折れ曲がりながら続いた。
「ひイ~、こりゃしんどい!」
通常の平面地図では高低差が分からなかった。坂があるなんてネットの書込にも無かった。
「ひどい目にあった、
帰りは平坦な街中道だな。」
2度と使うまいと思った。

京急の高架下

「みうら湯」は 京急線の高架下に立地しているため、すごく細長いカタチだった。
敷地自体が細長く、浴室も、露天風呂のエリアも全てが細長かった

黒湯天然温泉みうら湯

スーパー銭湯はずいぶん久しぶり。この10年行った記憶が無い。
いろんなタイプの湯があった。
炭酸湯やチョット深めだったり座ったり、ジェット噴射や電気ビリビリ。
私の苦手なサウナも種類あった。「タワーサウナ」5段の最上段80度最下段は64度。これでも控えめの温度なんだって。もちろん私は最下段に座ったが2で退散。水風呂なんて指入れただけだった。

気に入ったのは寝る部分がになっている「寝湯」。背中に触るほどの、ほんの少し湯があるだけだから湯に浸かっている感じがしない。
「畳の寝湯はめちゃくちゃ楽で気持ちいいですよ!本当におすすめです。」って書込があったけど、ホントにすご~く快適だった。畳の寝湯は大好きになった。

食事処はメニューも多く広くて快適。値段は街中の一般価格。私は「豚スタミナ丼700円」、奥さんは「ミニ海鮮丼350円」隣の兄ちゃんはビール飲んで「たこ焼」食ってた。

平日だからだろう。浴室をはじめ、食事・休憩スペースも空いてるから気持ち良い。でも土日は相当混雑するだろう。平日にのんびり来られるのも「退職・無職の自由人」だからこそだ。「ありがたいな」って思ったヨ。

勝手に読めるマンガコーナには、近ごろの有名どころが揃ってた。「こち亀」全巻200冊もあった。こりゃ嬉しい。

黒湯に感激

「おおっ、黒湯があるじゃないか!」
事前によく調べてなかったのだが、ここには黒湯があった。
ホントに真っ黒の黒湯だ。
掌(タナゴコロ)にすくった時は写真では分かりにくい。だが水深10センチの下は真っ黒で全く見えなくなる。これはスゴイ黒湯だった。

昨年春のこと、蒲田にある銭湯「桜館」へ行った際にも「黒湯」があった。私はその黒い湯が気に入ったから「また~桜館で、黒湯に入りたいナ~」って思っていた。
でも、この「みうら湯」は段違いに黒い!!、黒湯の濃さに大感激した。

150Mの深さから汲み揚げてる図があった。
「そんなに深くから汲んでるのか」と思ったが、温泉ってのはもっと深くまで掘ることが多いようだ。箱根は300~700Mなんだって・
ちかごろは掘削技術の進歩により1000Mを超える大深度温泉が増加しており、従来温泉地でなかった地域に温泉が出現する傾向にあるそうだ。

「みうら湯」の謎

ところで「みうら湯」には幾つかの分からないことがあった。
❶なんで「京急線の高架下」にあるの?
❷ここ一軒しか無いのに「みうら湯/弘明寺店」ってのは何故?
❸そもそも、なぜ「みうら」なの?

後で調べたところWikipediaの説明で大体のことが分かった。

「みうら湯」は、京急グループの京急開発が横浜市内で運営するスーパー銭湯(日帰り温泉施設)で、日本で初めての海洋深層水を使用したスーパー銭湯(開業2003年)
㈠ 海洋深層水は、同じ京急グループの三浦DSWが三浦半島沖の相模湾水深330m付近から取水していた。
㈡ 2005年にリニューアルオープンし、天然温泉も導入した。露天風呂と「しっとり湯」のミストサウナで海洋深層水を使用していた。
㈢ 三浦DSWの事業廃止に伴い、2008年末をもって海洋深層水温浴を終了(現在は海洋深層水を使用していない)以降は天然温泉および上水を使用.2015年以降、耐震工事のため長期休館に入り、2016年に内装も改装を果たした。

つまり、京急G」による「三浦半島沖の海洋深層水」を使う温泉施設だったから「みうら湯」で、だから「京急の高架下」につくられたわけだ。「みうら湯」だけじゃ、どこに有るか場所が分かりにくいから「弘明寺店」を付けたのだろう。
「海洋深層水」は、30年ほど前にブームがあったが、近ごろはあまり話題にならない。でも海洋深層水は、全国各地で今もまだ事業が続けられてるらしい。

弘明寺の謎

弘明寺」は「ぐみょうじ」と読むという。
最初に駅名を聞いたとき「こんなもん「こうみょうじ」としか読めんだろ。」って思った。「こんなおかしな読み方、なぜなのか?」 
ついでに「弘明寺(ぐみょうじ)に関しても調べてみた。

「弘明寺」は、横浜最古の寺院とされています。
弘明寺の読み方は「ぐみょうじ」。
鎌倉時代には「明寺」と称されていた。だが観音経の「弘誓深如海(ぐぜいじんにょかい)」の「」の字をとり「求」を改めて現在の弘明寺とった。

なんだか分からんがそういうことらしい。

銭湯の帰りに「弘明寺商店街」で買い物をした。数年前行った頃より店の数が少し減ったように感じた。商店街で買い物して、180円の京急に乗って帰った。

「ここなら、ときどき来ても良いネ。」
そういう結論だった。
おわり

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