1207 血圧計を買いました

病気

えっ、検診で…高血圧!

毎年恒例の「特定健康診断」へ行った。
この検診は国民健康保険:加入者の<高血圧・糖尿病・脂質異常症>の有無を調べることが目的。毎年横浜市から無料検診のご案内が届く。歩いて7分ほどのところに検診センターがあるから二人で出向いた。
で、私の血圧は正常域だった。
けれども奥さんが<血圧が高い>って言われてしょげていた。今後は少し活動制限したほうが良いかもと思ったらしかった。数日後、奥さん近くのクリニックへ相談しに行ったが、明るい顔で帰ってきた。「一万歩歩きなさいって言われたよ、活動制限はいらないんだって。血圧計を買いに行きたい!」

売り場で驚いた

ヨドバシカメラの売り場には、血圧計がイッパイありすぎて驚いた
目立ってたのはオムロン(OMRON)シチズンの二つのメーカー。テルモやタニタも製品を出してるらしいが見当たらなかった。
「さてと、どうやって選んだらよいやら…」

測る場所を大別して「アームイン」「上腕」そして「手首」があった。
「手首で測るものは止めたほうが良いって、お医者さんが言ってたよ。」
腕を突っ込む「アームイン式」はクリニックに置いてあるタイプで、デカすぎて除外。
ってことは腕にベルトを巻いて測る「上腕式」ってことになる。

「上腕式」にもイッパイある

価格は5千~2万円台まで様々だ。いったい何が違うのか?
大きく違ってるのが計測結果の扱い方。一人あるいは二人分の記録を60回分残せるメモリー型と、スマホで測定結果をグラフ表示できるアプリ連動型。

ともあれ試しに測ってみた

奥さんは上が135だった。もう一度測ったら148だった。
脇を通りかかったバーさんが、それを見て言った。
「奥さん、高いね~」
「え~148でも高い…の~?」
「高いよ。私は薬飲んでるけど145あるよ。」
バーさんはいつも測ってるそうな。
私も測ってみた。
「ゲっ」なんと153だった。
過日の検診の際は、H127/L74「正常域ですね」って言われたもんだから、高すぎて驚いた。

傍に来た売り場のお姉さんが教えてくれた
「あ、あの~椅子に座って測らないと、高くなっちゃうんですよ。」

説明を見ると、心臓と同じ位置で測らないと誤差がでるそうだ。

結果バラバラ、どうなってんの?

それからは、いろいろな展示機種をイスがあるところまで持ち運び、座って試した。
でも、測る度に計測結果が違った。
私の高いほうが150、130、120、110。奥さんも測る度に違った。
「なんだいこれは? 機械が壊れてるのか~?」
「でもヨ~、医療機関でも使ってるような機種が、こんなにイッパイあるんだから、機械がおかしいってこた~無いわな。使いやすそうなものをえらびましょ~。」
血圧測定の諸問題に関しては、後日検索して解決することにして、もっとも手頃なものを選んだ。

選んだのは、これジャ!

測定機能に加え、収納性を考慮してコンパクトな以下の製品を選んだ。
「シチズン上腕式血圧計 CHU703 7,770円」

商品概要 メーカー:シチズン・システムズ
商品名:上腕式血圧計 CHU703-CC
区分:医療機器
内容量:1台
商品概要:ご夫婦でのご利用や朝・夜の測定値を分けて記録したい方におすすめ
JANコード:4562191602372
商品コード:076706508
商品の特徴 ●90回×2人分の測定値をメモリー
最高/最低血圧・脈拍の値を、日付、時刻とともに、90回×2人分記録します。●測定値を3段階で血圧分類表示
測定された血圧計を日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2009」の家庭における高血圧基準に基づいて3段階で表示します。●朝・夜の測定値を分けて表示
朝と夜に測定し、測定結果を分けて表示します。7日間の平均値を表示します。●測定中の体動・脈拍変動をお知らせ
測定中に脈の間隔が不規則な場合、また体が動いて圧力変化を検出した場合マークでお知らせし、再測定をお勧めします。●選べる2パターンの時計表示
測定しない場合は、時計、カレンダーとしても使用できます。
商品仕様/内容 ・測定方式:オシロメトリック法
・表示:デジタル表示
・腕帯:ソフトカフ
・適応範囲:腕周:22~32cm
・測定範囲:圧力:0~280mmHg
・測定精度:圧力±3mmHg、脈拍:読み取り数値の±5%
・単3電池×4
・電池寿命:アルカリ電池:500回、マンガン電池:150回
・寸法:幅145×高さ76×奥行96mm
・本体質量325g(電池含まず)、カフ:約130g
・付属品:カフ、単三アルカリ電池4本(モニター用)ACアダプター
・医療機器承認番号:225ADBZX00102000

持ち帰って数度試しましたが、なかなか結構でした。

その後、分かったこと

❶(一般的)高血圧の基準

■起床時と寝る前の家庭血圧を測定
  病院で測定する場合は、血圧 140/90以上
  自宅で測定する場合は、血圧 135/85以上
(起床時の血圧と寝る前の血圧の1日2回測定が推奨されています)

❷ 変化するのは当たり前

❸ 目標血圧

❹ 平均 血圧値

● 医師の指導= 治療を必要とする高血圧なのか、原因は何か

  • 高血圧を指摘された場合は症状がなくてもほうっておかない
  • 健康診断や病院での血圧が正常でも高血圧の場合(仮面高血圧)があるので注意
  • 自宅での血圧測定(家庭血圧測定)をすること
    (※家庭用血圧計は、上腕で測定するものがおすすめです。手首で測定するものは数値が変動しやすいです)

● 令和6年4月より、高血圧の診断基準が変わった?

日本高血圧学会の「高血圧ガイドライン(JSH2014)」によると、高齢者の高血圧の降圧目標は、74歳までは140/90mmHg未満、75歳以上では150/90mmHg未満です。高血圧の診断基準の変更ではなく、未治療の患者さんの受診勧奨基準への注目のための公表だったが誤解された。

ちなみに私の過去の定期検診記録が、これ

おわり

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