「固い焼きそば」が好き
横浜に来てから外食のランチで中華を食べる機会が多くなった。
私は揚げた麺にトロ~リとした餡(あん)をかけた固い焼きそばが好きだから「あんかけの固焼きそば」をよく注文した。でも、ある時にメニュー名「あんかけ焼きそば」を注文したら<柔らかい麺>のあんかけ焼きそばが出てきた。
「あれっ?」
だからそれ以来「麺はカタイのかな…?」って、注文時に必ず確認するようにしている。
「あんかけ固焼きそば」は「皿うどん」と呼ぶこともある。
リンガーハットには「長崎ちゃんぽん」と「長崎皿うどん」がある。
どちらも炒めた具材は同じようだが<麺の固さ>と<汁の量>が違ってる。
「ちゃんぽん」は、柔らかな太麺で、うどんみたいにスープに浸かってる。
「皿うどん」は、<揚げた、固い細麺>で、汁が少なくてトロミがついてる。
これらの中華メニューはルーツを辿ると
(1) はじめに「ちゃんぽん」が発祥した。
(2) ちゃんぽんをベースに、出前しやすいようにスープを減らした汁なしの、焼きそばのような料理、それが『皿うどん』と呼ばれた。
(3-1) その「皿うどん」をさらに簡単に作るために、太麺を炒めるのではなく、最初からパリパリに揚がった細麺を使うようになった。
(3-2)「かたやきそば(固焼きそば)」とは、揚げた麺をトロ~リあんかけで食べる商品で、「皿うどん」と同じものを指す。
だから食堂のメニューには「あんかけ焼きそば」、「皿うどん」と書いてあっても、カタイのと柔らかいもの、細麺と太麺などの違いがあってややこしい。
生ラーメンが美味くなった
ところで、最近の『生ラーメン』はハイクオリティになってきた。
名店の味を再現したものなんて、味が素晴らしくなった。
「店で食べるのとあんまり変わらんぞ…。」って思ったりもする。
「あんかけ焼きそば」も同様に、自宅で作っても結構うまい。
だから、あえて食堂で食べる気がしなくなった。
「皿うどん」を作る
写真の「皿うどんキット」は、二人分が一袋で120円。
「皿うどんキット」にはいろいろな製品があるけれど、これが最安。
適当に冷蔵庫の残りものの肉・野菜を入れれば、二人分が出来上がる。
すごくコスパの良い昼食になるから、月に一度は作ってる。
「長崎皿うどん」餡の量を求めて
「120円キット」を使い自分で作った皿うどんでも、だいたいのところ満足なんだけど、
5年前だったかな、九州旅行した時に長崎で食べた「長崎皿うどん」が忘れられないのです。
長崎の「めがね橋」へタクシーで行った。その時に運ちゃんオススメの店で、「ちゃんぽん」と「皿うどん」を食べた。ガイドブックにも載ってる店だった。
繊細な味だった。その時の写真が以下。
私がつくった皿うどんに比べると、長崎で食べた方が明らかに「餡(あん)」の量が多かった。
自分で「皿うどんキット」の「粉スープ袋」で規定量を作るとすごく餡が少ない。
私はそれが気に入らんのです。
だから、粉スープを溶く水を多めにしてみた。でもトロミが弱くなってダメだった。
だから水溶き片栗粉を加えてみた。
でも、変に固まってしまってダメだった。
「一人分の麺に「粉スープ袋」を 2袋 使えばいいじゃん!」
そう言うかもしれないが、それではせっかく二人分120円なのに240円になって、麺だけが二人分残ってしまう。
いかにして餡の量を倍増するか?
それが今後の課題なのです。
<おまけ>
ところで、リンガーハットに「野菜たっぷり皿うどん」ってのがあって
それのレギュラーサイズじゃなくて「麺2倍」を頼んだらスゴいのが出てきたって記事があった。
こりゃびっくりするわな。
たぶん、盛り付けがヘタこいただけなんだろうけど。
おわり
ちゃんぽん
「皿うどん」って揚げ細麺? それともちゃんぽん麺?
https://umaga.net/column/54679/