途中の「ループ橋」が凄かった!
「河津七滝ループ橋」は、高低差45m、直径80mの投げ縄のような形状の2重ループ橋。ループ橋の中でも最もコンパクトな円構造だから、アトラクションさながらの遠心力を感じた。
とにかくすごかった。
河津七滝温泉で「ワサビ丼」
ここでの目的は「ワサビ丼」を食べること。
お目当ての「かどや」がお休みだったから、「一休茶屋」に行った。
こじんまりした店だったけれど、清潔でおばちゃんと息子が甲斐甲斐しく働いていた。
「ワサビ丼」は、かつを節がたっぷり乗ったどんぶり飯に、すりおろしたワサビを絡め、醤油をかけて食べるもの。手作りの刺身こんにゃくと、わかめの味噌汁。これで850円は良心的。
「ワサビは、少しずつ混ぜるんだよ。すごく辛いからね~。」と、おばちゃん。
「本わさび付」だから、すりおろしたわさびワサビと一緒に小ぶりの本わさびが付いていた。
「本わさびは、持ち帰ってもいいの?」
「いいですよ~、袋あげるからネ。」と、小さなビニール袋をくれた。
帰ってからすりおろして、スーパーで百円で売ってたみたらし団子に絡めたら、めっぽう旨かった。
「河津七滝」をチョッとだけ見た
全長850mの遊歩道にそって7つの滝をめでるのが「七滝めぐり」。
所要時間は、ゆっくり歩いて片道1時間。往復すると2時間だ。
ワサビ丼を食べた後、店のおばちゃんに聞いてみた。
「バス時刻まで30分あるんだけど、どの滝を見られるのかな?」
「初景滝くらいまで行けるかな~。」
そう言ったおばちゃんの後ろから、店の若い息子が言った。
「ダメダメ、欲張らんほうがいい!」
ということで、すぐ近くの「出合滝」だけ見ることにした。
「出合滝」見るだけでも、タイヘンだった
道路脇の階段を下りればすぐに滝があると思いきや、坂道をずいぶん降りた。
下り道のすぐ横には河津川本流が流れ、その先に待つのは支流の荻野入川(おぎのいりがわ)。
この二つの川が滝となって合流しするから「出合滝」。
周辺の太い柱状節理がとっても見事です。
坂道をけっこう下って滝を見て、それからヒイコラ言いながら登って戻った。
一つの滝を見るだけでも息せき切った。
遊歩道があるとはいえ、滝を見るには歩道からさらに降りたり登ったりするらしかった。
「七滝めぐり」年寄りには拷問だと思った。