苦労して手に入れた「のんびりきっぷ」だったケド
「のんびりきっぷ」は正式には「箱根登山電車1日乗車券」、値段は1,500円。
小田原駅~強羅のあいだは、一日どこでも乗り降り自由。しかも「強羅公園」入園料(650円)も含まれている、とってもお得なチケットだ。
先日、これをWEBのカード払い以外の方法で購入するためにすごく苦労したのだった。
ゲッ、なんということでしょう
小田原駅で「JR」を降り、8:04発の「箱根登山線」に乗り換えようとした。
ところがだよ! 改札で駅員が言った。
「小涌谷近くの踏切で踏切事故のため、箱根湯本~強羅間が運休してるんです~。」
「え~、ナニい…うんきゅ~」
「で、復旧の見込みはどうなの~?」
「車が大破してるから、見通しはちょっと~」
おいオイっ、どういうことなんだよ!!
しっかし、復旧見通しが立たないんじゃしかたない。
チケットを払い戻した。
(使用開始前ならば払い戻しできる。通常の払い戻しは220円必要だが、この事例では無料だった)
なにイ~復旧したア~
通常の運賃をICカードを使って改札を通った。
小田原駅を出たのが8:20頃だった。
乗車中に、スマホを見ていた奥さんが言った
「8:30に復旧したんだって~」
「…!」
車内放送でも流れ出した。
「8:30に復旧しま…。」
「…くっそー!」
ウ~む、払い戻しなんかしなくて、もう少し様子見してれば良かった…
「しかたない!、ま~、たまにはこんな事もあるわいな。」
20分ほど待った
6:30の事故以降、強羅からは一本も発車していないから強羅駅は混雑してるかと思いきや、お客さんは少なかった。再開列車は9:04発だった。
ノーカットで撮っちゃうゾ~
今回の私の目的は車窓からアジサイを動画で撮ること。
しかも「箱根湯本~強羅の間をノーカットで撮る」ことだった。
しかし、失敗した。
クソ、反対側だった
発車してからずっと、スマホで窓の外を動画撮影していたのだが
アジサイが少しも目の前に出てこない。
「ん~? なんで?」
で、逆の山側の窓からはアジサイが次々に見えているじゃないか。
「しまった、座る席が反対だった!」
私が座っている谷側にはアジサイがほとんど植えられていなかった。
「クッソ~、しかたない戻りの列車で、山側の席でリベンジだ!」
こんな時、列車で往復するのはありがたいナ。
「強羅公園」のアジサイは良かった
「強羅公園」は、日本で最初の西洋式幾何学庭園だそうな。
傾斜地だから上り下りするけれど、コンパクトだから年寄り向けの庭園だ。
「強羅公園」は開園111周年。
だから6月の一か月間、「開園記念111鉢のあじさいのフォトスポット」があった。
多種多様なアジサイが並べられていた。
アジサイに、こんなに多くのバリエーションがあることに驚いた。
これは良かった!
「熱帯植物園」は予想外に楽しめた。
リベンジ動画をガンバッタ
戻り列車では車窓からのアジサイ動画をしっかり撮影できた。
強羅駅から箱根湯本駅まで約40分間、途中駅での待ち時間はカットした箇所があるけれど、ほぼノーカットで編集しました。すごく楽しく編集できました。
アジサイがイッパイ咲いてたのは大平台周辺。後半はトンネルが多いから飛ばしてくださいね。
箱根湯本でゆっくり
強羅駅周辺を散策してから、箱根湯本まで戻り、それから送迎バス(200円)を使って日帰り入浴の「天山湯治郷」へ向かった。ここは「自然の中のスーパー銭湯」って感じかな。
1時間ほど露天風呂に浸かって少しのんびりした。まあまあだったかな。
箱根湯本まで戻り、散策してから「はつ花」でソバを食べた。
やっぱりここのソバは旨かった。
アジサイの品種の多さに関心を持ったよ
今回の第一目的は列車の窓からのアジサイ見物だった。
しかし開園記念111鉢のあじさいのフォトスポットで、アジサイの品種の多さに驚いた。
そのへんの道端に咲いてるアジサイとは全く違う、美しくて気品ある品種がイッパイあった。
これまで「アジサイなんて…」とバカにしてて、すみませんって思ッた。
ところで、「横浜イングリッシュガーデン」では<300品種のアジサイが咲き誇る!「アジサイ・フェスティバル」開催中!> とあった。
強羅公園での110種類でもスゴかったんだから、300種類なんて、物凄いに違いない。5月下旬から6/29(日)までだから今年はもう遅い。来年はこっちを見に行きたいと思った。
おわり