6/1のコラムで、
《退職年金決定請求書》を提出したところまで書いた。
これでホントに年金がもらえるだろうか?
安心できない日々だった。
6/15は通常の年金受給日だが、出なかった!
「受給は、次回の8月なのかな~」
そう思ってた頃に、KKR年金部から、「年金証書」が届いた。
「老齢厚生年金証書」だ。
そこには6/25に支給と記載があった。
一応、今月中に出るのか、ホッと安心した。
翌日、また別の年金証書が届いた。「退職共済年金証書」だ。
翌々日、また届いた。「退職年金証書」だ。
なんで、いろんな年金証書をバラバラに送ってくるんだヨ!
そう思ってた頃、追い打ちをかけるように日本年金機構から「国民年金証書」が届いた。
年金は、2ケ月に一度銀行講座に「まとめて」振り込まれるものだと私は思っている。「老齢厚生年金証書」・「退職共済年金証書」・「退職年金証書」・「国民年金証書」
これら証書が別々に来るなんて、いったいどうなってるんだ ?!混乱した。
さて、私は40年以上公務員として勤めたから「国民年金(老齢基礎年金)」の部分は「満額の年間70万円」出るものだと思っていた。ところが、証書では60万円ほどになっている。
「なぜ、少ない?」
「国民年金」は、20~60歳の40年間勤めると「満額70万支給」される。
私は25~65歳まで40年間務めたのだから「満額支給」のはずだろう。
「厚生年金証書」では12月☓40年=480月勤務と記載されているのに
「国民年金証書」には420月で計算されている。
その結果が10万減の60万円だ。これが今後毎年続くわけだ。
私が61~65歳に支払った掛け金は、国民年金ではどこに行ったんだ!
おかしいじゃないか!!
腹立てながら、「年金ホットライン」へ電話して聞いてみた。
<「国民年金」は、20~60歳の40年間分しかお払いできません。
61~65歳までの掛け金の分は「厚生年金」の方で
保証することになっています>
「???…何だって!」
<「厚生年金証書」の明細記載の「経過的加算額」の部分です>
「えっ…「厚生年金証書」に?、あ、あるわ内訳に10万円弱が」
<それです>
「こんな仕組みが解るか!どこに説明が書いてあるんだヨ(穏やかに)言った」
<どこかに説明が… >
電話の後で、大学から以前配られた冊子「知っておきたい…」を、よ~く見たら「書いてあった」2行ほど説明があった。
「こんなもの、誰が読み解けるんだヨ!!!」
たしかにパンフの隅々まで丁寧に読めば、いろんな仕組みが記載されている。
でも、そうやって複雑に絡まったロープを遠きほぐす人が何人いるのか?
これが年金支給の現実だ。
呆然とした。
すっかり疲れてしまった