3/1日、5美大卒展へ行った
10時少し前に国立新美術館に着いた。
「え 行列?」
「ルーブル美術館展」の、入場開始を待つ列が出来ていた。
サブテーマは「愛を描く」70点だって。
上手いことネーミングしたものだ。若い女性がズラリ並んでる。
「ルーブル美術館展」は、これまで日本で幾度も開催されたが、
大人気で行列が毎回出来ていた。
ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背廣をきて
きままなる旅にいでてみん。
こう歌ったのは萩原朔太郎だったけれど
<おフランスまではいけないから、せめて「ルーブル美術館展」でも…>
ってことかな?
でも、会期が 3/1〜6/12だから約百日間!
そんなに長く重要作品を貸出すわけ無いから、中身は推して知るべし…
それよりも、私がユーチューブにアップした「ルーブル美術館」動画を見る方がエエぞ~…
はじめに「京都芸大」を見た
「国立新美術館」の同時期開催は3つ。
①「DOUBLE ANNUAL 2023」京都芸術大学と東北芸術工科大学の学生選抜展
②「2023年度 第47回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展」
③「第63回「現日」春季書展」自由と奔放、燃える現実
「京都芸大の学生選抜展」は、昨年はじめて行ったのだがスゴク感激した。
とにかく、よ~く練られた素晴らしい展示だった。
でも会期が3日間だけで「こりゃもったいない」って思った。
今年は、それが改善され「東京5美大卒展」と同時期開催になった。
だから最初にそれを見て、その後に「5美大卒展」を見た
じつは今回、私の本命は「京芸の学生選抜展」だった。
会場を一回りしたときインパクトが弱いと思った。
「京芸の学生選抜展」は昨年よりパワーダウンしてるかな?。
しかし二度目に観回った時、感じ方が変化した。
「面白さ」は無いのだが、コンセプトがよ~く練られてると思えた。
帰宅後、WEBページで調べたり編集しているうちに、
「キュレーターの指導を受けて、学生たちがこれだけ変わったのか…」
そのことが分かり、指導の有意味さが理解できとても感慨深かった。
3時間半で見終えた
「東京5美大卒展」は作品数が多い。
全部きちんと撮影すると相当な時間がかかる。
昨年の経験から、今年は小規模の「日芸」は見るだけで撮影はカットした。
「野外展示」は見にも行かなかった。
今年は、そうした合理化の結果「③書道展」も含め
10~13:30の3時間半で見終えた(撮影し終えた)。
昨年は卒展だとおもって見たのだが
「国立新美術館の合同卒展」は、ホントとの卒展とは違うそうな。
各美大ともに、大学構内で卒展をして
「国立新美術館」」では、だいぶ縮小して展示してるそうな
そういうことなのか…
そういえば、二段がけになってたりゴチャゴチャしてたりと、
苦しい展示も見られたと思った。
とは言え、私の目的は撮影してYou Tubeにアップすることだから
編集を考えながら撮影していくことがとても楽しい。
あとで写真で確認すればいいやってことで
作品は実はあんまり見てないんだけれど…。
帰りがけに「ルーブル美術館展」の入り口脇を通った。
「出口」に長蛇の列が出来ていた、何だ?
お土産を買う人が、レジで支払うための行列だった。
金を払うために10分以上並ぶなんて…
短気な私にゃ考えられないな!
東横線で座って早めに帰った。
自宅に帰宅したら15:30だった。
おわり