竹富・石垣・那覇へ行った
「来年は石垣へ行きましょう」
昨年5月、奥さんが奄美大島から帰りの機内でそう言った。
「えっ…」
私の本音(=そんなところまで行かなくてもイイだろ…もうっ)
もちろん声には出さなかったけど…サ。
で、予定通り約一年後の3/12~17日
5泊6日の竹富島・石垣島・沖縄本島:那覇旅行へ行ったのだった。
八重山や沖縄は、ずいぶん言葉が違うから地名も料理名も外国語のようで紛らわしい。
しかもいろんな所へ行ったから、帰宅して数日後の今
どこを廻って何を食べたのか…もはや記憶が交錯してる。
だから写真データを順に追って、場所と時間とを思い出している。
せっかく行ったのだから忘れないうちに書きとめておきたい。
まずはお土産から
今回は、お土産をイッパイ買った。
帰宅して間もなく、ダンボール入りの宅配便が2個届いた。
一つは酒屋で買って発送を依頼した1万1千円分の泡盛。
もう一つは最終日に自分がホテルで梱包した雑多な土産物やサンダル・洗濯物だった。
土産物のほとんどは地元民向けのスーパーで買ったもの。
空港売店で売っている上品な箱入り手土産などは一つも無い。
帰宅後、それらを並べてみると、まるで「買い出しツアー」のようだった(Top写真)。
生もの
沖縄みやげの生ものといえば「海ぶどう」と「島らっきょう」。
「海ぶどう」290円、「島らっきょう」一袋190円をスーパーで買った。
「えっ、こんなに違うの?」
国際通り脇の、観光客向け土産物屋ではこの倍以上の値段だった。
海ぶどうは、水に一分間さらすと塩分が抜け、そして水分を少し吸ってプリプリ感が強くなる。添付のタレに付けたりレモン汁を垂らして食べるもの。
島らっきょうは居酒屋で浅漬けを食べた。白い部分を一晩塩漬けにして鰹節をかけて食べれば良いと教えられたので5本ほど試しに塩漬けしてみた。しかし、辛味が強くてもう一つ上手くいかなかった。一ヶ月は持つそうだから少しづつ改善したい。
面白そうなものを買ってみた
「中味汁?」「じゅーしー?」「そーき」などのレトルト、そして「紅芋味そば菓子?」何だかわからんモノだけど買ってみた。
下写真のド真中は「にんじんしりしり器」これは摺り下ろし穴6つのモノ、780円だった。
いずれもスーパーで買ったのだが、土産物店では倍の値段が付けられていたよ。
泡盛を飲み比べ
昨年の奄美旅行で「黒糖焼酎」の旨さに感激した。
沖縄・八重山の「泡盛」は、奄美のそれとは違うが健康的な(?)蒸留酒には違いない。石垣島のカピラ湾にある「高嶺酒造所」見学の際にいろいろ試飲したのだが「す~ごく旨かった」
そこで、石垣公設市場の「ちゅらさん」なる土産物:酒販売店でいろいろ試飲した。
「泡盛は、5年でも8年でも、自宅でそのまま保管しておけば「古酒」になりますよ。飲み残しを置いておいても大丈夫ですよ。」
「えっ、日本酒は飲み残しをほっとくと「酢」になっちゃうけど大丈夫なの?」
「大丈夫ですよ。古酒になりますよ。」
アルコール度数が高いお酒は、有害となる微生物などの繁殖がしにくく劣化が起こりにくいのだそうな。
「ちゅらさん」は、店員さんがとても気持ち良い対応ですっかり気に入った。
で、下写真のように石垣島産の泡盛を、値段高めの「箱入り古酒」および一般的な安めの泡盛を、宅配便で送ってもらったわけだ。
おもと 43度 720ml 2360円 石垣 高嶺酒造
おもと 30度 540ml 690円 石垣 高嶺酒造×2
玉の露(赤)43度 720ml 2000円 石垣 玉那酒造
白百合 30度 600ml 780円 ×2
ビンテージ 30度 720mll 2000円 石垣 請福酒造
(送料:1400円)
那覇空港を発つ前に、空港売店を廻ってみたのだが上記の泡盛は一つも置いて無かった。古酒に類する43度あるいは30度の酒は、値段が高いことも有るだろうが観光客向けでは無いのでしょうね。
つづく
実は「もともと私には乗気なかった旅行」だった。
けれども、こうしてお土産を並べて行程を思い返してみると
なかなか充実した旅行だったナ~って思える。
「次は~へ行きましょう。」
我が家の旅行のほとんどは家庭内JTBの奥さんによる提案だ。
市販の「お膳立てされたパックツアー」じゃなくって
「ほとんど自力」の組み立て旅行だ。
だから事前準備がすごくタイヘン。
今回も、11月初旬から情報誌を読み解き、ネットで調べてユウチューブを見て…
それはそれは入念な下調べした(それはほぼ奥さんだけど…)。
8割方組み立ててから、12月はじめにJTBに出向いて予約した。
その後になって「全国旅行支援」が発表された。
その発表後に宿泊費が一気に上がった。
支援を効かすためには、予約を再度取直す必要があった。でも、
「これならば、支援割引を効かせるより12月予約のままの方が安く泊まれるな」
そういうことだった。
この3年間いろんな旅行に出かけたけれども、最近(3月からのコロナ開け)の宿泊費は、私らが泊まった「宿泊費」の倍額に近い。
私らは、ほかの人たちとは逆の動きを心がけているのだが、
それにしてもコロナのおかげ?で、
ずいぶんお安く退職後旅行を楽しませてもらったものだと思う。
「大きな旅行は、今回が終わりですから…ネ」
ホントかな?って思いつつ出発したのだった。
つづく