0512 春の東京(1)銀座でタダ券

東京

「洋協ホール」の機織り展

GW前日の4/28「銀座洋協ホール」で催された「第22回手織テキスタイル展」へ行った。これは「東京アートセンターの手織り教室」受講生など150点の作品展。
機織り奥さんがぜひ観に行きたいというので、私も付いて行ったわけだ。

「洋協ホール」は、有楽町駅近くのギャラリーセンタービル6階に104坪の広さを持つ展示スペース。この会場では1977年に「三人展」を行った会場だった。とはいえ過去の記憶がほとんど無いために、会場に着いても少しも懐かしくなかった…ナ。

<写真:東京アートセンタWEBページより転載

展示を見終えてから、カツカレー発祥の「銀座スイスでランチした。

「銀座スイス」のカツカレーは、1948年に当時巨人軍の千葉茂氏の「カレーにカツを乗せてくれ」というアイデアによって、カツカレーが誕生したとされている。
お味は、至ってふつ~だった。

それから民芸品店の老舗「銀座たくみへ行った。

「銀座たくみ」の民芸品

「たくみ民芸」には日本一良質な民芸品があることは聞いていた。
山陰旅行の際「鳥取たくみ工芸店」行ったことがある。ここはさすが吉田璋也創業の民芸店だけありステキなものが多かった。「銀座たくみ」と「鳥取たくみ工芸店」との関係はわからないのだが、「銀座たくみ」は素晴らしいお店だ。

創業は1933(昭和8)年。駒場の日本民藝館が出来るよりも前。
創立にあたり発起人として名を連ねていたのは、柳宗悦をはじめ、濱田庄司、富本憲吉、芹沢銈介、志賀直哉なんだからスゴイはずだ。

ここでは全国の産地やつくり手の元を飛び回り買い付けた、一級品ばかりを取り揃えてる。
良質の民芸品が山積みされているから、何んでもかんでも欲しくなっちまう品々ばかりだった。

でも私は、もはや終活を心がけている身だから、いくら欲しくても買ったりしない。
「は~、イいな~…」よだれたらしながらも、見るだけで我慢した。
お客さんは外国人ばかり。インバウンドが復活しつつあることを感じた。

タダ券、発見

「ん…?」
「銀座たくみ」に置いてある各種展覧会案内やDMの中に「国展DMハガキ」が置いてあった。
「会期:5/3~15とある。
国展(国画会)は「春の日展」とも呼ばれる大規模美術公募展。
スッカリ忘れていたのだが、
「そういえば国展の時期だよな」って思い出した。

「どうせ、割引券だろ~」と思いながら、DMハガキの最下部まで見た。
<2名様までご入場できます>
「あれっ…このハガキ 招待券だ!」

驚いて、奥さんに見せた。
「コレ招待券なの? タダ? それなら行きたい!」
奥さん趣味の機織り関係が一番多く展示されているのが「国展の工芸部」
いつか見に行きたいとは聞いていた。

「行きましょ~、どうせ行くのなら皇居見物と併せて、一泊2日でいきましょう~」
いつもながらの奥さん発案で
再度、東京へ出かけることとなった

 

 

 

 

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