1205 とんがりコーンの銀杏並木?

東京

神宮外苑のイチョウ並木を観にいった。
この場所には、これまで幾度も行ったことがあるが、
イチョウが色づく頃にいくのは初めてだった。

横浜から渋谷まで30分、東横線はすいてるから座って行ける。でも渋谷駅で銀座線に乗り換えるのに苦労した。さすが、地下の魔窟「渋谷駅」だ。東横線・副都心線は地下5階で銀座線は3階にある。8階分の差があるので乗り換えに時間がかかる。あっちへ行けこっちへ行け、後ろへ回れ、今度はエスカレータ昇れと、矢印にそって延々と十数分、歩かされてしまった。
「もう二度と銀座線乗り換えはしないゾ!」 参考:「渋谷駅」を完全攻略

外苑前 駅を出て、数分歩いてイチョウ並木に着いた。四列に146本が連なり全長300メートルほどの長さがあるイチョウ並木の正面に立った。
「あれ~、おかしなトンガリイチョウだな…?」(トップ写真)

イチョウ並木といえば、「駒沢オリンピック公園(写真左)」や「北大銀杏並木(写真右)」だった。こんなに尖った銀杏並木なんか見たこと無いから、私のイメージとは全く違っていた。


幹の先端が、細く削られ槍のごとく突っ立っている。しかも先の方には葉っぱがほとんど着いてない。「へんなノ…」それが第一印象。
「ちょうど見頃の黄葉だから、まあ良いか…」

あとで調べてみたところ、このカタチは人為的につくられたファッションだってことがわかった。
 < 木々の間隔が狭いので、先を円錐型に剪定して横に広がらないようにしているのです。4年に1回、葉がまだ出てこない冬の時期に円錐三角になるよう剪定をしています。また、入口の樹高を高く、遠方を低くして遠近感を強調してる >んだそうな。
 
今年は、削りたてのようでもっとも細くとんがっていたのでした。
いや~頑張ってるもんですね、文句を言っちゃいけないな。

オリンピックがらみもあり、このあたり一帯、神宮外苑地区の再開発が進められている。老朽化した神宮球場と秩父宮ラグビー場の場所を入れ替えて建設するなどの再開発が2021年から十年かけて工事するようだ。

新国立競技場がほぼ完成していた。陸上のチケットが当たってるからその下見にもなった。

並木の入口には「キハチ青山本店」と「ロイヤルガーデンカフェ青山」の2店がある。キハチのランチは3,300円~だから行列は出来ないが、カフェの方はいつも長い行列が出来ている。平日だったから20分ほどで入れた。ここのランチは1,100円とすごくリーズナブル。テラス席に座ったのだが少し寒かったので室内席に替えてもらった。テラス席をあとで見ると、チビの子供連れやワンちゃん連れが多かった。テラスってそういう使い方があるのか。みなさん良く知ってる。
 
近くにある「リッツウェル 東京ショールーム」に立ち寄った。リッツウェルは、1992年に福岡で創業した国産家具メーカー。海外の見本市でも、新作家具が注目されている高級家具ブランド。ここは展示販売してるのだがヒマそうにしてたおネーサンがひとり。ソファーが50万、テーブル百万ってところだから、当然そう簡単にお客さんなんか来ない。一時間弱、ゆっくり説明してもらった。 

その後、表参道までのんびり散策した。千代田線にのり明治神宮で 乗り換え、副都心線・東横線 直通で横浜まで。 渋谷での乗り換えナシ、 座って 帰れて とってもラクチンだった。

その夜、奥さんが病に倒れた。

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