薄曇りだった天気が昼過ぎから晴れてきた。
16時ごろになると、南向きの窓から青空が広がっていた。
「よ~し、これなら富士山が綺麗に見えるだろう」
そさくさと部屋を出て廊下の端へ向かった。
「あ…、かすんでるし、雲がかかってる…。(TOP画像)」
これをPhotoshopで矯正したら、雲に半分隠れた富士山が何とか見えてきた。
横浜から見る富士山は、全体がくっきり見える日はそう多くない。
一日のうちでも、全体がハッキリ見えたり霞んでいたり、雲がかかったり無かったりする。
自然のものだから当たり前だけれど、夕映えの赤富士が見えたりした時は
「わお~ッ」って、思わず声が出る。胸がジ~ンとなる。
富士市の観測記録
富士山すぐ近くの「富士市」でも、下図のような割合だ。
都庁からの見え方
2023は、富士山が見えた確率は、年間で約135日でした。
最も多く富士山が見えるのは12~1月、次いで3~4月、8~9月
12~1月の冬に富士山が見える確率は2/3を超えています。
そして、6~9月はほとんど期待できないってことですね。
私は子供の頃、愛知県の三河山間部に住んでいた。
山を二つほど超えて静岡県境の山まで行くと遠くに富士山が見えたことがある。
すごくちっぽけにしか見えなかったけれど感激した。
今は、気象条件が良ければいつでもでっかい富士山を見ることができる。
そんなときには、すごく得した気分になる…ナ。
おわり