今日は「中学校の展示動画」のご紹介
冬場には美術作品展が少ない。
卒業制作展はあちこちで行われてるのだが、いわゆる美術展はほとんどない。
寒くて人の動きが少ないからだと思う。
そうした中で児童・生徒の作品展があることを知り見にいった。
横浜に来て以来、このタイプの作品展は初めてだった。
でも、ほとんど期待してなんかいなくて物見遊山的なきもちだった。
ところが、すごく見ごたえがあり驚いた。
そして、先生たちがとても頑張って指導していることを感じて感激した。
私の意識にあったのは
「もう美術教育は虫の息じゃないのか?」ってことだったのだが、
どっこい「図工・美術は生きていた」って感じて、スゴク嬉しかった。
2時間以上会場をうろついて撮影しました。
まずは見て下さいな。
「中学校美術作品展」(限定公開です)
<https://www.youtube.com/watch?v=r2pphB-rAnk>
<資料>
正式には「2024横浜市立学校 総合文化祭」の中の
「図画工作・美術・書道作品展」
横浜市内の小、中、高、特別支援学校の児童生徒による作品展。
横浜市の18区には、市立小学校数が338校あるそうだ。
そして、国公立中学校 は180校で、これは全国1位だそうな。
中学生の展示は3F。エレベータを降りると、壁面パネルにビッシリ展示されていることに驚く。
横浜市の「区」ごとに、多くの袖壁に分けられて展示されている。
横浜市には「18区」もあるわけだからそりゃタイヘンだ。
展示方法には、掛け軸のようなスタイルの展示専用シートが使われている。
ただし、生徒が描いた「実作品」はほとんどなく、縮小コピーしてレイアウトされていた。
この作業は、美術教員の仕事なわけだ。
だから生徒作品の展示ではあるものの、教師のレイアウトセンスが比較されてる気がしたな。
題材が、むかしよりも随分広がっていて楽しかった。
展示作品は、良くできた作品ばかりなのだろうが、質の高い作品がいっぱいあった。
「生徒も頑張ってるが、先生も頑張ってるナ~。」
すごくうれしかった。
あすは高校です。
つづく