私の愛車は、Panasonic電動アシスト自転車 ビビ・DX 24インチ。
この自転車は、型番は変わったがヨドバシで143,000円でまだ販売されている。
横浜に引っ越して間もない2週間後の2019年4月下旬の購入だから、そろそろ丸6年になる。
どこで買えば良いのか?、購入に際しては自宅から歩ける場所にある自転車屋を3軒覗いた。
それからネットで調べたところ、野毛にある「じてんしゃ102」ってところがすごく評判が良かった。1.5㎞ほどの距離があったが歩いて行ってみた。
初代が明治初め頃に人力車販売から始めて、現在は5・6代目だという”老舗店”だった。
<じてんしゃ-102 かわもと:http://jitensha-102.com/>
それまでの自転車屋のおやじと比べ、人当たりが全く違ってた。物腰が柔らかで、親しみやすく安心感があった。一目で気に入ってお薦めを購入した。
保険やワイヤー錠がサービス。充電池の裏側に記名、鈴付きのカギのベルトにも名前を書き込んでくれていた。細やかな気配りに関心した。
しばらくしてブレーキレバーの遊びが大きくなったから寄ってみた。
「あ~初期伸びですね」
ワイヤーを調整するとともに空気補充と油差ししてくれた。
それ以後、たまに空気をいれてもらってた。
ブレーキシューですよ
前置きはそこまで。
現在の課題は「ブレーキの効きが弱い」ことだった。
右ハンドルの、ブレーキ遊びが3センチ以上もあるから、ギュ~っと引いてもなかなか効かなかった。
「またワイヤー伸びだな、そろそろ調節してもらいましょ~」かわもとへ行った。
「右ハンドルのブレーキが効きにくいんだ。ワイヤー伸びだよね。後輪だよね」
「右のブレーキは前輪ですよ。」
「…エ?、あ、右と左を勘違いしてた、」
「左ハンドルが後輪のブレーキで、前輪・後輪はブレーキの仕組みが違うんですよ。後輪はディスクブレーキだからワイヤー伸びは無いんですよ。」
「この遊び、ワイヤー伸びじゃなくてブレーキシューの減りですよ。交換しましょう~。」
「えっ、ブレーキシュー?」
私は、てっきりワイヤー伸びだと思っていたから驚いた。
「ほら、凹凸が無いでしょ。こんなに減っちゃってるんですよ。」
「このままだと、りムのアルミを削っちゃうから、交換したほうが良いですよ。」
「そうだね、シューの交換っていくらかかるの?」
「1900円ぐらいですね。」
「え~、けっこうするんだ!でもお願いします。」
「30分ほど時間くださいな」
ってことで交換作業をお願いして、私はすぐ近くの「ちぇるる」の「スーパーあおば」に買い物に行った。
<参考>ブレーキシューの交換方法
(結構面倒、こりゃ自分じゃできないワ)
いろいろ直った
30分後、引き取りに行った。
「すごく効くから、気を付けてくださいよ~。」
私が右レバーに触ったとたん「キュッ」
「ホントだ、こりゃ危ないナ。」
ほとんど遊びがなくなっていた
「あ~、それから買ってから5年以上たってるんだけど、充電池を交換すると幾らぐらいかかるの?」
「充電池交換は4万円以上しますよ。結構高いんですよ。」
「ん~、高いな。満充電しても、一か月持たなくなっちゃったんだケド…」
「あ~、充電池は30分で空になったら交換だけど、一か月も持つんならマダマダ大丈夫、全然オッケ~ですよ。」
しばらくバッテリーは交換不要ってことで安心した。
「あ~、それから、座席を固定するレバーが、ぶらぶら下がって引っ掛かりそうで気になるんだケド…」
「あ、これね、こうすりゃいいんですよ。」
クイっと捻って奥の方に固定してくれた(下写真右のイメージ)。
スタンドも直ってた
「あれっ、スタンドが上がってる。」
半年前から、スタンドがうまく上がりきらなくなっていた。
走り始めても、時おり地面をカスルほど下がったままだった。
兄さんにはスタンドの調子悪いことは話してなかったけれど、
気を利かせてグリスを差してくれていた。
他の箇所にも、おそらく油を差してくれてるだろう。
さすが「じてんしゃ102」、老舗の名店だけのことはある。
おわり
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