10/18(土)の夜、奥さんが突然発症した。
症状は、手足の脱力や痺れそして横たわったまま話せないという状態。脳梗塞を疑い救急車を呼んだ。市民病院の「救命救急センター」で2時間ほど検査し、そのままHCU (中等度の重症患者)室に入院。診断名は「一過性脳虚血発作」とのことだった。当初は1週間と言われたが10日間入院した。退院2週間後に検査。その1ケ月後にも検査することになっている。
発症
私が発症に気づいたのは夕食後の7時半過ぎだった。機織りしていた奥さんの部屋からフーフ~とかウ~とうめくような声がした。3~4分の間、時おり聞こえたので「変だな」と覗いてみると奥さんが織機横のベットに横たわっていた。
「どうした?」呼びかけたが反応が無い。意識はあるものの眼がうつろで全身がグッタリ。言葉が話せないようだ。右腕を持上げて「指に力を入れてみなよ」と声をかけたが指が動かない。脚も動かないようだった。「ン~、これは脳梗塞か?」と私は思った。
上半身を起こして声掛けをつづけていると、数分後に指が動くようになった。私が気づいてから10数分後、脱力や痺れなどの症状が消えた。症状が収まったとはいえこのまま様子をみていても仕方ない。脳梗塞の場合は一刻も早く診察すべきと聞いている。
どうしたらよいか?、119番して救急車を呼べば良いのか、
5年ほど前、奥さんの「胆石」による痛みの場合には桜木町駅前の「横浜市夜間急病センター」へ、タクシーで行った。その際に医師からは「このケースでは救急車でしたね」と言われたことがある。
市民病院は通常、他の医療機関からの紹介が必要。だが緊急の場合は別だろうからとりあえず市民病院へ電話してみた。
市民病院へ電話した
症状を伝えたうえで「市民病院へ行けば見てもらえるのか?」尋ねた。
<市民病院の担当者の返事>
「#7119へ電話すると、救急車を呼ぶ必要があるかどうか、または病院を紹介してくれる。だからまず#7119で相談してください。」だった。
#7119へ電話した
「#7119(シャープ 7119)」は「かながわ救急相談センター」の電話番号。
看護師などの専門スタッフが症状を聞き取り、救急車を呼ぶべきか緊急性を判断しアドバイスする。夜間や休日など、受診できる医療機関の案内もしてくれる。
「市民病院へ電話したところそちらへ掛けろとのことだった」と伝え、奥さんの症状を説明した。
その結果、「救急車を呼んでください、医療機関は救急隊員が探してくれます。」だった。
119へかけた
「#7119へ電話したら救急車を呼んで下さいと言われたので電話した」と伝えた。
奥さんの症状を説明し、住所を伝えたところ、「すぐに向かいます。」とのことだった。
「マンションが大きくて分かりにくいからホールへ出てようか」と言うと、「症状が変わるかもしれないから自室で待っていてください。」だった。なるほどと思った。
準備した
私が「#7119」へ電話している頃から、奥さんは病院へ行くための準備をはじめた、
取り敢えず必要な「マイナンバーカード」「現金2万円」「おくすり手帳」「飲んでいる投薬袋」「タオル」「スリッパ」
救急車が来た
15分ほどしてストレッチャーを押しながら3人来た。
「保土谷第一救急隊」だった。
救急車の中で始めに数度の血圧検査をし、症状の経過や既往症の聞き取りに4分ほど。
「ここからなら聖隷病院が良いか?野毛…?」とか言いはじめた。
「市民病院で、数年前手術したこと、先日も肺の検査に行ったこと」を奥さんから伝えた。
「じゃ~市民病院連絡しますね~」
市民病院への会話
救急隊長が次のようなことを伝えていた。
「一過性の右半身のマヒ、今は改善です。・・のスコアは・・はゼロで運動性失語。言っていることは理解してるが言葉がしゃべれなかったようす。 それが20分ほどつづき その後は時間とともに改善。 今現在は全くスコアが付かない状態 既往は、高血圧・胆石=市民病院さんで胆のう摘出。血圧は何回か測っても200オーバー、234の97 サスペンションルームで98% 36.1 呼吸数ss対光反射迅速。そちらまでは6~7分で到着。」
「横浜市民病院の脳神経外科の先生が診察してくれるとのことですので、このまま向かいます。」
8:50に発車した。救急車に乗りこんだのが8:20分だったから出発まで30分近くたっていた。
5分で市民病院の救命救急センターに到着した。
奥さんはストレッチャーに乗ったままセンター内に運ばれてゆく。
私は、マイナンバーカードの読み取りをさせた後、救急外来受付脇の廊下で待っていた。
医師からの説明
約2時間後、HCU (中等度の重症患者)室に呼ばれ医師から説明を受けた。
「MRIで異常が出てしまうと脳梗塞の診断になるが、脳の画像検査には所見が無い。とりあえずの検査では原因はわからない。血圧が230と高い。これを薬で少しずつ下げていくが急には下げられない。1週間ほど入院してもらい徐々に下げていきます。」
病名と症状 <参考資料より>
「一過性脳虚血発作」は、血管が一時的に塞がれ血液の流れが途絶えること(=脳虚血)。多くの場合、前兆なく突然に症状として、呂律が回らない、口の片側から水がこぼれる、片方の手足の脱力や痺れなどが出現する。症状は数分から1時間以内に自然に消える。
原因は大分して2パターン。
・動脈硬化により血管自体が細くなって道が塞がれてしまう
・血栓(血の塊)が血流にのって飛んできて血管を塞いでしまう場合(血栓が作られる原因として代表的なものは、「心房細動」と呼ばれる心臓の不整脈)
血圧を下げる薬と、血液サラサラになる薬で処置して再発予防する。ほっておくと脳梗塞になってしまうリスクが高い。入院日数は7日程度。
<補足1:救急車について>
横浜市によると、市内の救急出場件数は、2024年に過去最多となる25万6481件を記録。2分3秒に1回の頻度で救急車が出場し、市民15人に1人が救急車を利用したことになった。
<補足2:HCUについて>
HCU = High Care Unit(ハイケアユニット)は、集中治療室(ICU)よりは重症度が低いが、一般病棟より手厚い医療管理が必要な患者を収容する病棟。ICU と一般病棟の中間的な位置づけ。心臓・脳血管疾患、手術後の患者など、頻回の観察や治療が必要なケースで使われます。
<補足ブログ記事:6年前、奥さんの「胆石」による入院・手術>
つづく
