0924 久しぶりの公募展

街と文化

東京の秋の公募展を久しぶりに観に行った。
国立新美術館(2007開館)で行われるようになってから、秋の公募展の順番は以下のよう(日程は今年)。

第1陣:9/04~16;二科
第2陣:9/18~30;行動、新制作
第3陣:10/2~14;自由美術、一陽
第4陣:10/16~28;二紀、独立
第5陣:11/01~24;日展

二紀、独立は3年ほど前に観たのだが、それ以外の団体をこの5年間は観にいく機会がなかった。

今回、行動展出品者のMモリさんから招待状をもらい、一緒にいくことになった。私は、東京を離れて以後は行動展を観ることがなかったから40年ぶりか?
行動展の特色は抽象傾向のように記憶していたが、現在は抽象以外にいろんな傾向が混ざり合い、特色は薄れていた。

入り口の表で確認したところMさんの作品は18室にあった。
「まずはそれ観ましょうや」。
Mさん、18室を過ぎてから振り返って言った。
「あれ、無い… あ、通り過ぎてた… 」
どうやら自分の作品を見過ごしたようだ。
オイオイうっかり八兵衛、自分の最新作をみすごすなよ…

最近は、どの公募展でも大学生も含めて「学生無料」、70歳以上は無料ってところが多くなった。ところが同時期開催の新制作展は、なんと65歳以上無料だ!
「わたし66歳なんだけど入っていいかな?」
免許証を見せながらそう言ったら、キレイなおねーさんが快くうなづいてパンフレットをくれた。

新制作展を観るのは何十年ぶりだろう。
私が大学に入学した18歳の秋、むかしの都美術館にて初めて新制作展を観たときのことは鮮明に覚えている。とうじ若手バリバリの櫃田伸也氏の200号のオシャレな作品を観て思った。
「こんな作品に混ざって私が出品できるのは、いつの日になるのかな…」
その時には、新制作展の作品サイズの大きさと技術レベルの高さ、
それらから受けたカルチャーショックで頭がクラクラした。
それから4年後に、 私は自由美術に100号を出すことになった訳だけど、

現在の新制作展で観る作品は、以前よりさらにサイズが巨大化し、オシャレさもいっそう増加した感がある。 展示室の壁面に延々と続く巨大サイズの作品群を眺めてつぶやいた。
「ああ、この国には絵を描いている人たちが、 マダこんなに多くいるんだ…」
ある種、不思議なほどの感慨をもって、そう思った。

あと4年後の70歳になると、ほとんどの入場料金が無料になる。
そうしたら国立新美術館の公募展は観放題ランドだな

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