0928 ハズキルーペっ…

老いを感じる

職場の退職記念品にハズキルーペをもらった。
でも、これまで何度も使おうと思ったのだが挫折した。

昨年12月ごろだった。
<リストの中から退職記念品を選んでください>
私は、ほかに欲しい物がなかったのでハズキルーペを消極的理由で選んだ。
希望を提出したときに担当事務官が言った。
<あらッ、みなさんハズキルーペだわっ>
今年の退職者5名は、皆さんハズキルーペを選んだそうな。大人気だな。

・通常使用で壊れた場合は3年間、何度でも新品と交換。
・使用者の不注意などで壊してしまった場合は1年間、1回に限り無償で新品の同等品と交換。
・正常使用でレンズ破損の場合は、10年間無償修理・交換。
・3年間、鼻パッドを無料交換。

<メガネのようなルーペであるハズキの最大の特長は、
老眼鏡よりもはるかに広い視野で見れて、おまけに老眼鏡よりものを大きく見ることができる。そういう双眼ルーペは世界中どこにもなかったのです>そんな解説もある。

老眼鏡との違いがよくわからないのだが、あれほど大々的にTVコマーシャルを打たれると、なんとなく信頼してしまう。

さて、 私が頂いたタイプは、読書や手芸向きの1.6倍だった。
裸眼にハズキで本を読もうとした。
「ん…あれ? 本を手元に引き寄せないとボケてしまうゾ」

私は、いつも30~40㌢ほどの距離で見るのだが、ハズキをかけると本を20㌢ぐらいにまで近づけないと文字がクッキリしない。その場合、文字自体の大きさは200%ほどに拡大されるから、それは嬉しいのだが、その状態では眼がすごく疲れる。

記念品には1.6倍以外の選択肢がなかったから仕方ないのだが、私の場合にはどうやら1.32倍(PCやタブレット端末など向き)タイプが妥当だったようだ。
「う~ム、ダメだこりゃ…」
それ以後、使えないものかと幾度も試みたのだが、やはり違和感があって挫折した。

だから現時点では、以前に東急ハンズで買った「コラボグラスOA」を、乱視だけいれた軽量眼鏡に重ねて使っている。

そのうちに私の遠視がもっと進んだときには、ハズキルーペを使える日がくるかもしれない。

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