以前は月に1~2度だった宅配便だが、近頃はひんぱんに届くようになった。
それはきっとどこの家庭でもそうだろう。
モニター付きの玄関は、だれが来たのか動画でわかるからありがたい。
<ピンポン!>
「なんだ~、またNHKじゃないのか~、うっせいな、無視だ」
<ヤマト便で~す>
「おッ、ご苦労さまです、いま開けるね」
今日は「麺打ちセット」が届いた。
これは香典返しに頂いた「カタログギフト」から選んで、一週間ほど前に注文したものだった。
香典返しは半返しと言われるように、5万の香典なら2万5千のお返しにあたる。だから実は自分で買うようなものなのだが…。
食いもんもチョットな~、鍋やフライパンも有るしな~
いつも何にしようか困ってしまう。
「これはッ」ていうような欲しいものはもうひとつ見当たらないものだ。
ところが今回のカタログには「麺打ちセット」が入っていた。
私は札幌にいた頃に、手打ちソバと手打ちうどんに目覚めたから、いまでも時々ヘタな麺打ちをするのです。
水の分量やコネから伸ばしまでは大体クリアーした。
しかし「切り」ができない。
特にソバは一定の細さでカットすることができない。
麺切には通常「麺切包丁」と「こま板」を用いる。
でも麺切包丁は一万円ぐらいするし、こま板なんてものはどこにも売ってなかった。
だからこれまでは、百均でぐうぜん見つけた5百円売りのステンレスビック包丁で代用していた。力が真下に落ちないからすごく苦労する。「こま板」がないから適当に切っていた。
「麺切包丁」と「こま板」をいつの日にか入手したいものだと思っていたので即注文したのだった。
でも、これが届く少し前に「ヘルシオ」が届いた。
だから、いまはそちらの料理器具への関心で手一杯なのです。
「麺打ちセット」の威力? については乞うご期待。