1109 城ヶ島の秋 (上)

旅行

「みさきまぐろきっぷ」を使って城ヶ島へ行った。
はたしてマグロを存分に堪能できたのか?

三浦半島は、房総と伊豆の大きな二つの半島に挟まれて、私には存在感が薄かった。大きな都市としては、かつての軍港:横須賀がある。でも、どこにあるのか?その位置が分かりにくかった。他には、先端に城ヶ島ってのがあるようだが…どこかモヤモヤしてたのが三浦半島だった。だから一度は先っぽまで行ってみたいと思っていた。

「みさきまぐろきっぷ」は品川や横浜からの「往復乗車券」とお食事券の「まぐろまんぷく券」・「お土産券」の3点がセットになったお得なきっぷ。京急駅の発券機でも買える。横浜からは3480円だ。

京急沿線には大きな街が無いとはいえ予想外に住宅が途切れることなく続いている。金沢文庫あたりまでは首都圏への通勤圏だろうが、その先にも延々とマンションや戸建てが密集している。横須賀まではけっこう遠い。横須賀では港が見えたが相当の大都会でおどろいた。

京急に一時間乗り、三崎口からバスで30分、10:20に三浦半島最先端の城ヶ島に着いた。

城ヶ島といえば北原白秋。短期間ながら対岸に住んだ白秋作詞の『城ヶ島の雨』は美空ひばりも歌ってる。ひばりはホントに上手いな。

【試聴】美空ひばり/城ケ島の雨   https://www.youtube.com/watch?v=gJk4tqVFneQ

バス亭から灯台へ向かう狭いメイン通路にはレトロな土産物屋や食堂があるのだが、どこもシャッターが降りている。食堂は11時開店でノレンがまだ出てない。しかも普通の民家風で店名も無いから、どこが食堂なのかサッパリわからない

対岸の三崎港も同様なのだが、地図が不明確ですごくわかりにくい。入り組んだ細い路地を挟んで古びた家屋が密集しているから、スマホ地図で拡大しても良くわからない。

西のはずれの「城ヶ島京急ホテル」で食事した。快晴の海の向こうにドーンと富士山が観えた。ここまで来ると富士がけっこうデカイぞ。でもホテルとはいえここは海の家に毛が生えたような感じだったな残念。

海蝕で削られた海岸の岩場はなかなか見応えがある。崖の絶景もけっこうキレイ。でも道東のスケールの大きな海岸に眼が肥えてしまってる私には物足りない。

小さな城ヶ島灯台を見てから、
<雄大な景色と緑豊かな自然を楽しめるハイキングコース>を歩いた。


馬の背洞門・ウミウ展望台をへて島の中央部まで歩いた。道は小笹の藪をかき分けるように整備された平坦路。だから迷路の中を歩かせられているようでとても疲れた。 島を半分歩いて嫌になってしまった。

 <どうせなら東端まで行こうよ>
「もうヤダ。ここまででいい」 

軟弱な私は、 東端に位置する岬の安房崎まで行こうという家内を押し留めて、白秋碑前バス停から大橋を渡り三崎港へ向かった。

私は、城ヶ島にもっとロマンを期待してたのかも知れない。 きっと贅沢なんだろうな。

つづく

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