1126 信託銀行ってなんだ

経済

今回の退職金ころがしや、その他の資金運用を経験して、分かりにくかったのが銀行と信託銀行の違い。私はこれまで「信託銀行」がどんな業務を行っているのか良く知らなかった。 多くの人が普通銀行との違いが分からず混乱しているのが信託銀行。 だから調べてみた。
ちなみに先日、○○信託銀行に行った際にも、
< 皆様にお伺いしているのですが、こちらは信託銀行で、銀行とは違いますがよろしいですか?>と、入り口で確認された。
通常 の「銀行業務」ってのは、預けてあるお金から、日常的な生活費を出し入れしたり振込や振替の依頼を目的にする人が多い。 それに対して「信託銀行 」は長期的な資産運用がおもな目的。だから、ン千万レベルの金を扱うことが多い。

通常の銀行が行う「銀行業務」に加えて、信託銀行は「信託業務」と「併営業務」を行う金融機関。つまり「広い業務領域」を持った「多様な資産全般のコンサルティング」が可能な金融機関。
これがもっとも広義な説明だろう。

昔は銀行では、株式投資とか投信などは扱えなかった。でもいまは基準が緩やかになり取り扱いをしている銀行もある。だから近年なおさら分りにくくなっている。

ちょっとヤヤコシイがそれぞれ以下のような業務。
銀行業務とは
「預金業務(お金を預かる)」「貸出業務(お金を貸す)」「為替業務(決済する)」「付随業務(債務保証や有価証券を売買する)」のこと
信託業務とは
「金銭の信託」「有価証券の信託」「金銭債権の信託」「動産の信託」「不動産の信託」などの信託の引き受けに係る業務のことを言います。
併営業務とは
「不動産関連業務(売買仲介、鑑定など)」「証券代行業務(株主名簿管理・名義書換)」「相続関連

私はこれまで銀行員の方が信託銀行員よりもレベルが高いと考えていた。しかし、信託銀行員の方が業務内容が広いのだから、より幅広い知識が必要だ…、ということは逆に信託銀行員の方が高度な理解力が必要なことになる。しかし、これまで数回、○○や△△信託銀行に行った経験から感じたことだが、説明を受けた信託銀行員の能力はいろいろだ…。オイッ大丈夫ですか…?って人までいた。

もちろん「あ、この方は分りやすい説明だ、能力ある人だな」という方もいた。でも
「あれっ、これはこういう意味じゃないですか…?」
  <上司に確認を… すみません、違ってました>
あるいは、まったく話にならないレベルで「彼女はコネ入社だな」って人まで玉石混交だった。
とにかく、次々に発行される金融商品は細かな付帯事項が付くから理解するのが容易じゃ無い。でもそれが行員の仕事なんだからお客に指摘されて謝ってるようじゃダメだ。

結論=社種よりも個人の能力差。「能力ある行員を見つけて依頼する」ことしかないってことですね。

ところで銀行の斜陽化が加速している。バブル崩壊や金融ビッグバンを経て、合併・再編でどこがどうなっているのか分からなくなってきた。今年の就活状況をみても、金融関係の募集数はこれまでと較べ半減とか。
最近の銀行の合併を知るには以下が便利です。
https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-h/7454/

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