0211 今冬のインフルは、すごく〇〇だ

街と文化

(TOPグラフ;横浜市の、インフルエンザ患者 定点の医療機関1週間の 最新報告数)
10月初めごろ、「高齢者インフルエンザ予防接種のご案内」が届いた。横浜市では65歳以上の高齢者は定期接種2300円で予防接種が受けられるとのことだった。

インフルエンザワクチンの接種方法には、定期接種 ・任意接種集団接種の3種ある。定期と任意の違いは費用を行政側が負担するかどうかの違い。高齢者割引は行政がすこし費用援助する定期接種になる。 任意接種の 大人通常料金は全国平均3500円程度だから1200円ほどお安く受けられるってことらしい。ちなみに札幌市は65歳以上1400円で接種可能。

子どもたちにインフルエンザワクチンの集団接種が行われるようになったのは1962年からだった。私が子どものころは毎年2回の注射を受けたものだった。1994年からは、後遺症が残るなどの副作用問題に関して国側が弱気になったため、強制的な集団接種は行われなくなった。

今冬のインフルエンザの流行状況は、すごく興味深い。例年ならば、1月下旬から2月上旬にはピークを迎えているのに、逆にこの一か月の減少ぶりがスゴイ(グラフ赤線)。過去10年間で最も少ない。中国を中心に感染が広がる新型コロナウイルスを警戒し、感染症予防に熱心になったことが要因なのは明らかだろう。

 < 新型コロナウイルスの感染を恐れ、しっかりと手洗いをしたり、人混みへの外出を控えたりしていることが影響しているのではないか。病院でうつされることを警戒し、受診を控えた可能性もある(国立感染症研究所) >
 
それに較べてアメリカがひどい。2/8現在、死者1万2000人、患者2200万人 、入院患者数は21万人だという。アメリカはインフルエンザ感染者は毎年多く、毎年万単位が死亡する。とはいえ今年の感染者のペースは過去最悪とも言われている。アメリカでは、仮にインフルエンザの疑いがあっても基本予約が必要なので数日後の診断。それに治療費もけた違いに高い。小児科医がインフルエンザの薬にタミフル処方して 120ドルだとか。ホームレスも日本の100倍以上だし、治療できない貧困層の多さも流行する要素らしい。

ところで新型コロナウイルスに関してだ。武漢市で酷いことになったのは識別救急 体制 (トリアージ)の崩壊」が原因だという。

トリアージ(仏: triage 語源は「選別」)とは、患者の重症度に基づいて、治療の優先度を決定して選別を行うこと。救急事故現場において、患者の治療順位、救急搬送の順位、搬送先施設の決定などにおいて用いられる考え方。武漢では、軽症者も重症者も同じような病院へ駆けつけてぐちゃぐちゃになってしまってるからまともな治療もできないし、さらに感染が広まってしまったわけだ。

医療従事者が言うことには
 < そもそもコロナウイルスは風邪のウイルス。確かに毒性は少しあるけど報道があおるからSARSとおなじように受け取られてしまってる。もちろん重症者は優先的に治療が必要だが、検査で陽性であっても健康な方なら、風邪をこじらせた患者さんとして普通に扱います。他の国で亡くなる患者は、ベースラインが悪すぎて比較できない。日本においてはパンデミックにはならないだろうと考えている。 >

風邪みたいなもんだから、そんなに怖がるなってことらしい
報道のあおり方もだいぶトーンダウンしてきている。
やっと、この医療従事者の説明に近づいてきた気がするな。

(※ 定期接種:予防接種法によって対象となる病気や年齢などが定められ、市町村が実施する予防接種。)

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