安くてうまい銀座のうどん屋
アーティゾン美術館に行った際のこと。ついでに太常に寄った。「 太常 (だいつね)」は銀座木挽町にある八百屋が始めたうどん屋。店の正面には今でも野菜が並べられている。表から見ただけではわからないが、じつは知る人ぞ知る超人気のうどん屋だ。店内は素朴なテーブルが10卓ほど。長いカウンターには季節野菜メインの天ぷらがいっぱい並んでいる。繁盛店らしく4~5名の店員が応対している。夜は飲み屋に変身するらしい。
かけうどん450円、ちくわ天とナズナのかき揚げをトッピングして670円だった。出汁ネタ一覧が貼ってあり、これは期待できると思った。う~ん!スッキリ爽やかで、とってもうまかった。
5年ぶりの伊東屋へ
美術館がある京橋から東銀座まで歩いていく途中で、伊東屋に立ち寄った。
学生のころ初めて伊東屋に行ったときは、こんな素敵な文具屋が銀座にあるなんて!と、すごく驚いた。以来、銀座にいく度に必ず遊びにいった。いろんな文具や雑貨類を発見する楽しみがあった。何も買わなくても雑然とした品々を見て触ってるだけでうれしかった。
そんな伊東屋は、本館ビル建て替えのためお休みになった。2013年から奥通りの仮店舗で営業していたが、2015年6月にリニューアルオープンした。私は、これまで新店舗には一度も行ったことがなかったから5年近く行かなかったことになる。
銀座中央通りに面した新ビルがG.Itoya、仮店舗のビルが別館としてK.Itoyaと名づけられていた。「どんなんなったかナ…」ウキウキ気分で本館のG.Itoyaに入った。
「…え、アレ~? なんか違うな」
スッキリ、おしゃれ、デザインショップな感じで「文具屋さん」感がない。
ケースにずらり並んだ高級万年筆なんて、いまどき誰が買うの?
壁一面の紙の見本帳は、きれいなディスプレイなんだけど、でも… ?。
あれ~、筆記具やノートなどのいつものフツーの文房具が無いじゃないかよ。
どうしちゃったの、伊東屋?

エスカレーターが付いてるから上の階への移動は楽になった。一番上から降りてこようと思って奥のエレベータで待っていてもちっとも来ない。随分待ってやっと乗れた。上の階からは降りるのは階段だけ。動き難いなぁ、なんかな~って感じだった 。
「そうか、きっとフツーの文房具は別館にあるんだろう」裏手ビルの、K.Itoyaへ行った。そこには以前のような文房具や画材が並んでいた。でも品数が半減して、何でもあります雑貨屋感がない。伊東屋なら文房具のすべてが必ずある! そんなイメージが崩れてしまった。一通り見終わって「なんでこんなになっちゃったの」とガッカリした。
(右写真|私が好きだった、昔の伊東屋ビル)
ガンバレ頑張れ、伊東屋!
いまや、文具や雑貨はLOFTやハンズにいっぱい置かれている。通販でなんでも買えてしまう時代だから、店舗経営が難しいのはよくわかる。それに、隣はTiffanyで向いはCartierだから、方向性としてオシャレでスタイリッシュな店舗を目指したことも理解できる。
でもな~、私の中の銀座伊東屋は違うんだよ!
探せば何でも隠れてるような昔の伊東屋が、私は好きだったんだよ。
結局、私はカギを区別するための 40円の名札を2枚買っただけだった。
残念なり !
昔に戻ってくれ伊東屋!
そう思って再リニューアルを期待するファンは多いはず…ダぞ 。
頑張れ伊東屋 !
コメント
[…] 「駅前で、ぶっかけうどんをたべるよ」そう奥さんから聞いていた。駅前商店街のアーケードの始まりに「ぶっかけうどん”ぶ”」と、とても分かりやすい看板の「ふるいち仲店」があった。ここは9時開店、10時半ごろだったから他にお客さんはほとんど無し。店内は狭いのだが店員が7名もいてすごく忙しそう。昼食用の配達うどんを準備していた。次々に積み重ねて出荷している。そうか、普通の汁うどんに比べてぶっかけうどんは別添えの汁を食べる時にかければよいわけだから配達しやすいわけだな。「全国の”ぶっかけうどん”はここから始まった!」と、店内には堂々と掲示があり、食べ方の手順説明まであった。私は、てっきりコシが強くてダシをきかせた 「讃岐うどん風」だと思っていたのだが、「あれ~普通のコシで、甘めで濃いめの汁…?」だったからちょっと拍子抜けした。私は、うどんを手打ちするし味噌煮込みうどんもつくるから、 はなまるや丸亀は”チョットね”って言うぐらい 少しうどんにはうるさい。これまで一番気に入っていたのは銀座の太常だったけど、それによく似てる。だから関東風うどんってことになる。でも ”ぶ” のうどんもさすがに普通に美味いと思ったよ。後で調べたら ”ぶっかけうどん” の元相にはもう一つ 香川県善通寺市の「讃岐うどん 山下のぶっかけうどん 」というものもあることが分かった。こちらは 讃岐うどん風 ということだった。だからこちらは直島で四人前箱入りをお土産に買って帰った。 […]