0229  恶魔不在时洗衣

奥さんの入院

日帰りの方がラクなの

 < 一人暮らしを楽しんでくださいな >
そう言い残して奥さんが3度目の入院をした。 いろいろと取りこぼしやポカあれども、衣食住のだいたいがこなせるようになったから、私も余裕で送り出せた。

夏まえのことだった。 
< 従妹(いとこ)と待ち合わせて様子を見てきます、日帰りで。> そう言って、家内が出かけることになった。 奥さんの母親(義母:ぎぼ)が実家近くの施設に入所してしばらく経つ。その見舞いに行くのだった。「せっかくだから泊まって来たら?」そう言ったところ、
 < あのネ…、日帰りの方がラクなの。泊まるには着替えやらイロイロ準備がいるのよ > 思い遣りのつもりで私はそう言ったのだが、逆襲された。

そういえばそうだ、10時ごろ新横浜駅で乗れば、1時間と少しでT駅に着いてしまう。以前の帰省には、札幌駅~千歳=セントレア~名鉄~JRと6時間以上かかっていたから、勘違いしてた。東京都内に買い物に出かけるのと変わりないわけだ。夕方6時すぎにはもう帰宅してしまった。

家庭の安寧

でも、正直なところ1~2泊してきてくれた方が、私は嬉しかったのです。以前、札幌にいた頃のこと。家内が東京に2~3泊で出かける際、同居している息子が嬉しそうに言った。
 < オレらの天下ダナ! > 
家族とはいえ、いちおう相互に気を遣いあって生活している。「自宅」はなんと言っても「奥さんの城だ」。城主が奥さんで、オレらは下僕同然だ。まあ、そうでない家庭も有るだろうが、我が家ではこの関係が安定と平和の基本にある。

「せっかくだから泊まって来たら?」と、つい私が発してしまった言葉の裏には『鬼の居ぬ間に洗濯』の意味があった。それは、『支配者(例えばあなたの配偶者)がいない間に、使用人がのびのびと羽を伸ばしているありさまを描写したことわざ』だ!

12月からの奥さんの入院で、自由を謳歌する生活を味わってしまった。 奥さん不在でイノチの洗濯をした気分だ。でも、それは奥さんもおんなじだと思う。私が図書館や買い物に出かけ、しばらくして戻った際には奥さんの片付けが一気に進んでいて、しかもスッキリした顔つきだ。

退職後の夫婦の関係は、お互いにけっこう気を遣いあう必要がある…ゾ。

【鬼の居ぬ間に洗濯とは】
 鬼の居ぬ間に洗濯とは、鬼が留守をしている間に洗濯をするという意味。鬼はいつも虎革のパンツ一丁で生活しているので、洗濯の必要性を感じていない。そこで、使用人であるあなたは鬼が留守をしている間にたまった自分の洗濯物をかたづけてすっきりしているのである……というような解釈はふつう成り立たない。ここでいう「洗濯」とは「命の洗濯」などというように、休暇をとってのんびりし、日ごろのストレスを洗い流してリフレッシュするという意味の洗濯であり、「鬼の居ぬ間の洗濯」とは、鬼のような支配者(例えばあなたの配偶者)がいない間に、使用人がのびのびと羽を伸ばしているありさまを描写したことわざである。(CAS)
 
【知っておきたい続柄の呼称(読み方)一覧】

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