4日目は、山中湖を一周した
MAPの赤線は歩き、緑線はバス
湖の周囲は約13.5km。湖岸に沿ったサイクリングロードや歩道がある。
普通に歩くと3〜4時間(休憩込み)。自転車でゆっくり一周は約1時間〜30分とか。
今日はまだ未踏の北側の歩道を歩き、平野へと向かった。
スワンボート乗り場
朝9:20分、湖畔に着くと人だかりが…
C国人の集団が、白鳥のエサやりに熱中してした。
そういえばC国人の団体があちらこちらにいた。大声でしゃべりまくってるからスグわかる。
ココには餌付けされてシベリアに渡ることを忘れてしまった白鳥が年中いる。
情けない奴らだナ。
昨日の昼頃から天気が回復した。
まだ雲がかかってはいるけれど、裾野~山頂(チョビット)が見えた。
今日の富士山は大いに期待できそうだ。
今日の散策は、「マリモ通り」と呼ばれる山中湖の北岸を走る県道729号線。
山中湖には日本の南限の分布地として知られる「フジマリモ」が生息している。 これは小学生の自由研究をきっかけに存在確認したことに始まるもの。
この北岸道路から富士山が真正面に眺められることから法人・会員制保養所が立ち並んでいる。そんな施設を見ながら40分ほどのんびり歩いた。通過する車もほとんど無く、ときおりサイクリングの自転車が通るだけ。まったく疲れなかったな。
長池親水公園についた
ここが富士山撮影の最高ポジション
ここは、山中湖で最も富士山が美しく見えるスポットの一つ。通年コブハクチョウもいて撮影スポットとしても人気が高い。
山中湖の北側には、すそ野が拡がった雄大な富士山が見えるのにお店が多くない。
長池親水公園の近くには、喫茶店「ノア」と「農家カフェ」がある。
「農家カフェ」がお休みだったから「ノア」に立ち寄った。
白い外観が特徴の可愛らしいカフェだ。
カフェ「ノア」
山中湖側に大きな窓とカウンターがあり、湖の先に富士山を真正面から観ることができる。
湖と富士山が一望できるのが気持ち良い。店内には富士山の写真が額に入って飾られてる。
婆さん姉妹が経営してるけど接客がものすごく親切。
カフェの由来を尋ねたら面白い話を聞けた。
二人はマンション住まいだったから荷物を預ける目的で、15年ほど前にこの土地を購入した。当時まだあたりは木々に覆われて湖や富士山があまり見えなかったよう。その後カフェを始めたのだが、「親水公園計画」が企画され、道路を隔てたすぐ前に収容台数60台の広い駐車場が作られた。
まもなく、この場所は「ダイヤモンド富士のビュースポット」として知られるようになり、大勢のカメラマンが一年中訪れるようになった。期せずして抜群のロケーションになったというから面白いもんだ。
みさき
親水公園から平野までは道路が狭く歩道が無いためバスに乗った。「平野地区」入り口の岬で降りた。このあたりはカニのハサミのような岬が突き出、入り江のように湖が狭くなったとても面白い地形。
ホントはこの岬の先端まで歩きたかったの。しかし、ここにあった古びた「岬キャンプ場」が少し前に経営が変わり、豪華キャンプ場の「sotosotodays CAMPGROUNDS」とかになり、岬へは入れなくなっていた。
あきらめて湾の縁(ふち)のサイクリングロードを歩いて平野地区の街中へ向かった。
平野(ひらの)
「平野地区」は山中湖の東側に位置するエリア。
山中湖村の中心部(旭日丘)と比べると観光客は少なめで、とりたてて紹介するものは何もない。おもに住人が生活するための市街地といった感じ。
市街地の中央には 街づくり企画により広場と集会所が出来ていた。
とはいえ、富士山を正面に望めることや釣り・カヌー・SUPなどのアクティビティの拠点となり、家族向けの貸別荘も多く、研修施設やテニス合宿所も多数ある。
湖と富士山を眺めながら、サイクリングロードを「きらら」へと歩いた。
「つるし雲」を初めて見た(下写真の上部中央)
2年前に来た時には、ここで大がかりなフェスが開かれており若者がゴチャマンといた。
今は空っぽのステージだけがあった。
ちなみに、ステージの奥に開いた空間からのぞく富士山は、下の営業用写真のようにデッカクは見えない。
きららからバスに乗り宿まで帰った。
その後、夕飯を買い出しに「スーパーOGINO」まで歩いた。
スーパーOGINOで富士山
OGINO前からも富士山がデッカク見えた。
昨日・今日、2日間散策しただけなのに、すっかり日焼けしてしまいました。
つづく
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