「今日こそは、しおさい公園に入りたい…な」
って、奥さんが言った。
この公園は、これまで数度前を通ったものの、時間が合わなかったり休園だったりで、
中に入れなかったのです。
今回、初めて入りました。
「市街地の一角にあるのだから、草木を植え、子どもの遊具や噴水を設置した、近隣居住者が利用する公園なのでは?」
私は、そんな「ふつ~の公園」をイメージしていたけれど違った。
いわゆる「公園」じゃなくって「日本庭園」だった。
「しおさい公園」= 日本庭園+博物館
しかも、入ってから知ったのだけど、公園の敷地の中に「博物館」があった。
入口にあるパンフレットを見て、入場券売りのおね~さんに言った。
「へ~、博物館があるんだ…」
「そうですね~、ちょっとした博物館ですケド~」
「ふ~ん、ちょっとした…ネ。」
ところがどっこい、ちょっとどころか私好みの素晴らしい展示だった。
今日の記事は、そんな「ちょっとした」じゃなかった「博物館」中心に、ご報告します。
「葉山しおさい公園」
この公園は「葉山御用邸付属邸跡地」に整備された公園。
<明治期に造営された岩倉具定、金子堅太郎、井上毅の各別荘を買い上げ、大正8 年に新たに葉山御用邸付属邸として造りなおした敷地を前身として開園された>
公園としての開園は1987年(昭和62年)。
日本庭園を中心とした、黒松林に囲まれた静かな公園。
三ヶ岡山を借景とした日本庭園には、流れ落ちる「噴井(ふけい)の滝」、茶室の一景庵や潮 見亭などもある。日本庭園は回遊できるようになっていて、鯉が泳ぐ池などを散策できる。
動画を作ったけれど、うかつにもUPする前にデータを消してしまった。
もういちど編集しなおす元気は無い。
だから、他の方のユーチューブ動画をご紹介しました。
▶ 4K 葉山しおさい公園散策
ぐるっと一周した
近頃の私は、都内の広大な大名庭園を見慣れてる。
だから感想は、小規模でフツ~、自然に任せた雑然とした感じ。
Bクラスの上ってところだった。
「博物館」には、大満足
さてさて、庭園を一回りしてから、じっくりと「博物館」を見た。
博物館の入り口は、旧付属邸の「御車寄せ」を復元したもの。
外見からして、展示フロアは1Fだけだろ、って思っていたが、
なんと地階がメインフロアだった。
入口を入って、らせん階段を下りた地下が常設展示室になっていた。
地下に続く螺旋階段を覗き見て、感じた。
「ここは、そんじょそこらの田舎博物館じゃ無いぞっ!」
メイン展示室は地下フロア。
はじめに、漁業関連の昔の道具類、それ以外は相模湾に生息する数々の海洋生物の標本が展示されていた。
展示のほとんどが標本。でも、すご~く良くできている。
一見地味だが、剥製に仕上げた魚類標本を始め、展示量は意外に多く、相模湾に生息する海洋生物の標本を中心に付近の自然環境を学ぶことができる。
昭和天皇が研究していた海洋生物の資料がたくさん置いてある。
「すごい…スゴイ」
展示の美しさに惚れ惚れしながら見て回った。
動画です
評価を、ご紹介
私は、この博物館の展示内容には感激しちまった。
それをどのように表現したら…って思っていたところ。
的確な解説を見つけた。
●全国自然博物館の旅【72】葉山しおさい博物館 (美原さつき)

美原さんの、葉山しおさい博物館:総合レビューのポイントを以下に要約しました。
相模湾の海洋生物を中心とする超膨大な生物標本、圧倒的な学術的知見、各生物群の特徴を分類学的・生態系学的に学べる展示構成。
・相模湾の海洋生態系において、最高クラスの知を授けてくれる海洋生物専門博物館!
・無脊椎動物から脊椎動物まで、浅海から深海生態系まで濃密学習できます。
・様々な生物群の特徴を1グループごとに詳しい展示解説で学ぶことができる。
・本館の生物標本の膨大さ・美しさには、生物マニアの誰もが感動すると思います。
・相模湾の生態系を学ぶなら本館が最高で最適な学術施設です。
これが、町営博物館?
ここは、葉山町営博物館だし、入口のおね~さんが、「ちょっとした博物館ですケド~」
って言ってたし、
「どうせ、実物資料もまともに整理できずにグチャグチャだろ」って思ってた。
あるいは整理できてるけど、デジタル化しすぎで「味気ない」「面白くない」に違いないって予想した。しかし、嬉しいことに大外れだった。
剥製標本ばかりの配置だけど、視覚的にとても理解しやすい展示だった。
相模湾にて確認されている魚類の種数は、なんと1500種類以上!だという。
貝類や甲殻類、有毒な海洋生物の標本群、ウミヘビなどのグロテスクな生物もいっぱい。
なかなかどうして興味深いものばかり展示されていた。
見ごたえがありました。
そして最後に付け加えるに
他のお客さん皆無で、貸し切り状態ってのも、気もち良かったな。
おわり
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