<2日目>の旅程
7:40~ 8:50 | 竹富島で朝の散歩 | |
9:50~ | フェリー:発 石垣島:着 ホテルに荷物預け バスタへ | |
12:00~ 13:10 | 石垣市伝統工芸館 後:バスでバスタへ戻る | |
14:10~ | ゆらていく市場 軽食 歩いて桃林寺へ | |
14:40~ | 桃林寺&権現堂 : 着 歩いてユーグレナへ | |
15:00~ 16:30 | ユーグレナモール 後:ホテルチェックイン | |
18:00~ | 「ぱいかじ」で夕食 |
午前10時「石垣港離島ターミナル」に着いた。
宿泊ホテルは離島ターミナルから歩いて3分。
港に面した11階建ての「イーストチャイナシー」。
高さのあるビルが周囲に無いから、このホテルだけ目立ってる。(下写真の右はじ)
港の「まぐろ」は…だった
途中に大きな「まぐろ」の看板。
事前にネットで知ってたのだが、店先で刺身をつまめる鮮魚店。
ここはなかなかインパクトがあった!
<石垣島「マルハ鮮魚」で昼飲み!海が見える鮮魚店でマグロ刺身×ビールをキメる>
https://tabi-eng.net/maruha-sengyo
<衛生面がめちゃくちゃ。保健所ちゃんと仕事しましょう。このままでは大変なことになると思います。>そんな注意をうながすネット記事もあった。
私が行った時は、床にはでっかいマンボウが転がってた。
どうみても不衛生。
でも、昔は田舎の魚屋なんて、どこでもこんなものだった。
私はこんな感じの、いい加減な店はすご~く好きだな~。
せっかくだから動画に撮ってみた。
石垣島のバスタ、さすがに…
ホテルで荷物を預け、「バスターミナル」へと向かった。
看板に大きく<1日フリーパス¥1000>・<5日間フリーパス¥2000>とあった。
この<1日>は使い始めから24時間有効。私は3日間使うから5日間にした。
それでも¥2000だから安いもんだ。
「バスターミナル」と言うのだから、待合スペースが広いのでは…とイメージしたけれど、ここは違った。バス溜り(駐車スペース)は広いのだが、客の待合は極端に狭い。
乗場は❶・❷の2つだけ。通路のような軒下だった。
島民は車移動が主だからバス利用者が相当少ないのだろう。でもそのへんの違和感が面白かった。
張り紙だらけで中が見えない売店で「ポーたま」を買った、230円。
「ポークたまごおにぎり(ポーたま)」は、沖縄のソウルフードであるそうな。
ランチョンミート(SPAM)と卵焼きとご飯を海苔で挟んだ、おにぎりみたいなもの。
塩気がミートに効いていて案外いけるものだと思った。
こりゃ簡単だ、旅行から帰って自作した。SPAMは、一缶400~500円(7個作れそう)。
たまに作って食べるの良いな~と思った。
観光客皆無の「伝統工芸館」
バスに乗り「石垣市伝統工芸館」へ行った。
ぐるりと遠回りするバスだったから30分ほどかかった。
台風にも強そうな重厚さ、そして赤瓦がシブイ外観だった。
ここは八重山上布とミンサーの染め織りの「後継者育成事業」を目的に運営されており、1Fは織りや染の体験場、2Fは展示室。
<八重山上布(やえやまじょうふ)は、八重山諸島の石垣島などで作られる麻織物の総称。ミンサーとは木綿の細帯のこと>
この施設の目的は伝統工芸の「後継者育成事業」。だから本気で学びに来てる人たちばかり。内地や遠方からも留学?してる人がいた。
1Fの作業場で染め仕事している方たちから説明を受けた。
奥さんは織りに詳しいから、嬉しそうにいろんな質問するのだが私にはチンプンカンプン。
展示室見て、20分の解説ビデオも見たから、1時間以上居た。
200M程の近い所に良く知られてる商業的な「あざみ屋 みんさー工芸館」がある。
普通の観光客は「みんさー工芸館」へは行くけど「伝統工芸館」は覗かないそうだ。
だから他に観客はひとりも来なかった。
ゆらていく市場
「伝統工芸館」見学を終えてから、今度は20分揺られてバスターミナルへ戻った。
そこから歩いて15分ほどの「ゆらていく市場」へ行った。
「ゆらていく」は、方言で「よってらっしゃい」ってこと。
ここはファーマーズマーケット=JA運営の日本最南端の農作物直売店。
だからいまやどこにも出来てる「道の駅」のようなもの。
ゴーヤの種類の多さにはおどろいたけれど、あんまり面白いものはなかった。
石垣牛は100グラム1500円なり。やっぱり高いから庶民は食えないな。
今日の昼飯
今日の昼飯は、まだ「ポーたま」しか食べてない。
「ポーたま」はおにぎり一個分だから、もう少し食べましょう、ってことで「もずくてんぷら(魚のすり身入り)」と「ヒラヤーチー」の2種類を買った。
それを道端で立ち食いした。
「ヒラヤーチー(写真右)」は沖縄風お好み焼き。小麦粉を水と卵で溶いて塩で薄味。ニラを入れフライパンで平たく焼いたもの。ほとんど味が無くて旨くなかった。
「もずく天ぷら(写真左)」は一口食べて「ン~、こりゃ天ぷらじゃ無いな…」揚げ物だった、残念。
日本最南端のお寺
「ゆらていく市場」脇で立ち食いを終えてから「桃林寺」「権現堂」へと歩いた。
小さなお堂だった。
ホントのところ私は、お寺や神社には愛着が無い。
ここは奥さん推奨ルートだったから尋ねた。
「ところで、なんでこんなお寺に来たんだ~」
「あのね~、旅行に来たらお寺や神社にいくもンなの! 特にココは最南端のお寺なんだから来ないわけには行かないでしょ~」
「ふ~ん…」
私は、天守閣や城址・美術館や博物館は見逃せない。
きっと奥さんにとっては織物工芸館などと同様に「お寺や神社」になにがしかの思い入れがあるよう、なんだナ。
ところで、私が関心を持ったのは「木の根」の張り方。
「木の根が、なんでこんなに地面に出てるのか?」ってことだった。
お寺さん見学を終えて、ユーグレナへ向かって歩く中で、面白い木の根を見つけた。
なんでこうなってるのか? じ~っと見つめてしまった。
南風(ぱいかじ)
夕食は居酒屋「島のたべものや 南風」で沖縄料理を堪能した!
南風の読み方は「ぱいかじ」(意味は、南方から来る風だそうな)
ここはユーグレナモールのすぐそばの 超人気店。
だから相当早い時期に予約しておいた。
1時間ほど居る間にも、ドンドンお客が来るが「予約でいっぱいです〜すいません〜」と・・・。
予約なしでは、決して入れない店だった。
5人ほどで店を回してるのだが連携プレーが素晴らしい。
こんなにスムーズに動けるものなのか…ほればれした。配膳のタイミングもちょうど良い。
料理内容と共に、店員さんの手際の良さにおいても最高の居酒屋だと感じた。
お通しはゴーヤーサラダだった。
ジーマミー豆腐は、ピーナツ風味で濃厚。もっちり舌触りで甘みの強い系。
刺身は「半人前」で注文したが十分な量。
ガーラはちょっと甘い。しるゆう(サザナミダイ)はさっぱりサクサク。イラブーはシコシコ歯ごたえあり。私はイラブーが一番すきだった。やっぱりまぐろはもう一つだ。
豚の耳のミミガーを一度食べてみたかったが、もういいや。
〆は、イカスミチャーハン!まっ黒のうえ量が予想の倍、二人でちょうど良い量だった。イカスミはふわっと香るくらいでクセはなく、にんにくが効いていてガッツリ。感動的に旨かった。
ユーグレナモール
ぱいかじで大満足した後は、スグ脇にある石垣島の中心商店街「ユーグレナモール」へ。
(ユーグレナはミドリムシの別名、石垣島の特産品)
ここは、日本最南端のアーケード商店街。土産物店や飲食店が100店舗も集まる石垣島の一大観光スポット。中心は「石垣市公設市場」。でも公設市場といっても観光客向けだからいわゆる市場とは違う。少し残念。
「ちゅらさん」で泡盛をいっぱい買って宅配を頼んだ。
このあたりは、「0321 南の島の、みやげ類(石垣・沖縄旅行 ①)」に書いておいた。
2拍目のホテルへ
2拍目は、石垣島のランドマーク「ホテルイーストチャイナシー」。
離島ターミナル・バスターミナル徒歩3分で交通至便。ベランダからは石垣港が一望できた。
やっと二日目が終わった。
つづく