0407 横浜トリエンナーレのこと

その他

今日(4/7)のNHK日曜美術館は「 横浜トリエンナーレ-」の紹介だった。
だから番組を観たのだが、日曜美術館を観るのはホントに久しぶり。
日曜美術館の開始は1976(昭和51)年。したがって今年で48年目の長寿番組だ。昔は良く観たけれどこの10年は、ほとんど観ることは無かった。だいたい、今の私しゃTV番組自体全然見ないんだけど…。

最初に、新司会の坂本美雨さんの紹介があった。 彼女は父親が坂本龍一で母親は矢野顕子だから、なかなかのサラブレッドですね。
ところで、横濱美術館が大規模改修工事に入ったのが2021年3月、閉館期間は3年にも及んだ。だから、この番組では、リニューアルによる美術館の変貌ぶりが、まず紹介されるのだろうと期待した。…しかしそんな説明はほとんど無かった、残念!

番組のタイトルはいま、ここで生きてる-第8回 横浜トリエンナーレ-」。
今回内容はとりあえず「横トリ」に関してだけだった。
番組のはじめの十数分は正面入口から入ってスグ、以前の「グランドギャラリー」の展示に関するトークだった。
「あれ~ヘンダ…」お客さんが皆さんコート着たままだ。それに大きなリュック背負ったり、両手に買い物袋をぶら下げてたり、とても美術館の観客とは思えなかった。
そういえば無料ゾーンを作るとか、どこかに書いてあったな…。
「金沢21世紀M」の無料オープンスペースはとっても評判が良いらしい。そこで横濱美術館も、入口入ってすぐをひろ~い無料ゾーンにしたってわけだ(「じゆうエリア)って呼ぶらしい。
これは良いことだな。
これがまず番組を通じて分かったことだった。

自由エリア

20数分まで観たとこで、隣で観ていた奥さんが言った。
「ゴミばっかりじゃん…」
「 … 」
「やっぱりそう思うかい。チョットこりゃーな~」私もそう答えた。

総合テーマ自体が「野草…」だからなんだろうが、ホームレスの住処みたな作品ばかりだった。
「こんなの観に行く人 いるの?」
「 う~ … そうだよな~」

45分間の番組を観終えて思った。
「もう、行かなくてもイイかな… 」

こんな記事がありました

展覧会レポ:横浜美術館ほか「横浜トリエンナーレ<野草:いま、ここで⽣きてる>」
https://note.com/naota_t/n/na3c418442cc0

横浜トリエンナーレはいつも楽しいため、期待していました。しかし、今回は政治的なメッセージが強かったり、怖い作品が多かったため、期待との落差が大きく「アートを楽しむ」ことが難しかった。

今回のキュレーションは、今のタイミングの横浜美術館・横浜トリエンナーレに、マッチしていませんでした。アーティスティック・ディレクターの人選ミスか、コントロール不足ではないでしょうか。

私も、同じ意見です。

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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